【F1】"カーナンバー問題"に怒りのフォースインディア「悪しき先例だ」

カーナンバー問題によって処罰が下ってから2週間後、未だフォースインディアはその出来事に対して憤りを感じていることを認めた。

 フォースインディアは、スペインGPで新たに定められたレギュレーション(カーナンバーとドライバー名の視認性を高めるために大きく表示する)に準じていなかった罰として、12ヵ月の施行猶予付き判決と25,000ユーロ(約311万円)の罰金が課された。

 その後、フォースインディアはその判決を受け入れ、モナコGPではノーズにあるカーナンバーを大きく表示し、シャークフィンにはドライバー名の略称を掲げた。

 しかし、処罰が下ってから2週間後もフォースインディアはその出来事に対して憤りを感じていることを認めた。スペインGPでの車検は合格したのにも関わらず、レース後にFIAからマシンが違法であると宣告されたフォースインディアは、悪しき先例ができてしまったと警告している。

 フォースインディアのテクニカルディレクターであるアンディ・グリーンは次のように語った。

「本当に遺憾だ。その出来事によって、あるべきではない先例を作ってしまった」

「マシンが何度も”精密検査”を受けることはできない。我々はバルセロナだけに限った話をしているわけではない。これまで我々は同じカーナンバーの位置で5回車検を行なった。その時点でFIAからのアクションは何もなかった」

「スペインGPの前に、新たなレギュレーションが導入されたため、我々もそれに従ってナンバリングのサイズを変更した。全て手順を踏んだ。それなのに結局、我々はレースの後に”君たちは正しくない”と宣告され、ぞんざいに処罰された」

 またグリーンは、バルセロナで起こった出来事がさらなる問題を引き起こす恐れがあると語った。

「現状、何が合法なのかどうやって知ればいいんだ? 我々にはわからないね。確かに車検に合格したというのに、今の我々にとってその車検は何も意味もなかったということだ。そのような先例によって甚大なトラブルを発生させる可能性があるだろう」

 フォースインディアのCOOであるオトマー・サフナウアーは、今後ストラテジーグループの会議でこの問題を提起しようとしていることを明らかにした。

 また判決を下された時、不満があったのにもかかわらず、なぜそれを争うことなく受け入れたのか訊くと、グリーンは次のように述べた。

「我々は不満を訴えることもできたかも知れない。しかし、今回問題となっていたのは単なるカーナンバーだ。他のものであれば不満を訴えるのが正しい判断だろう」

「その判決が下された時、最も簡単な解決策はカーナンバーを変更することだと考えた。幸い執行猶予も付いていた。もし25,000ユーロの罰金の処罰だけ下っていたら、我々もさすがに訴えただろう」

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シリーズ F1
チーム フォースインディア
記事タイプ 速報ニュース