【F1】ガスリー「F1デビューに関する"混乱"から多くを学んだ」

昨年はトロロッソのシートを巡る様々な報道がなされ、混乱したというガスリーだが、多くのことを学んだという。

 今年スーパーフォーミュラに参戦するピエール・ガスリーは、昨年のトロロッソのシートに関する報道に振り回されたというが、そこから学んだものも多かったという。また将来的なF1デビューのチャンスなどにも言及した。

 ガスリーは、もしダニール・クビアト(トロロッソ)が2016年限りでチームを離脱することになっていたら、その空いたトロロッソのシートを獲得する有力な候補だと考えられていた。しかし、彼がモンツァでスペインのテレビ番組Movistarに語ったところによると、実際は2016年シーズンが終わる前にも、ガスリーがトロロッソのシートを獲得できると考えられていたという。

 だがこれらの推測は、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコによって即座に否定された。

 クビアトは、最終的に今シーズンもトロロッソのシートを確保し、2016年のGP2(現在のF2)王者であるガスリーはF1のシートを得ることができなかった。そして今年は、スーパーフォーミュラで戦うチャンスを得た。

 レッドブルでリザーブドライバーの役目も務めるガスリーは、インタビューでトロロッソのシートを獲得できずに落胆したことを覚えていると話し、当時の状況は"とても厳しかった"という。

 ガスリーは、「メディアにはもっと気をつけないといけない、ということを学んだ」とmotorsport.comに話した。

「大きな混乱があって、あの後はとても厳しい時間を過ごした。モンツァでのことを思い出すと、あの週末、僕のところに人々がやってきて、『君は次のレースでダニールに代わってレースに出る』と言ってきた」

「でも僕は心の中で、レッドブルの中で決定を下すことができるのはヘルムートだけだ、ということはわかっていた」

「僕にとってはタフな状況だった。あの時のことを思い出しても、僕はダニールに代わってレースに出るなんて一言も言ってない。もちろんそれを願ってはいたけど。いつもF1でレースをしたいと思っていたし、心からそれを望んでいた」

「でも僕はバカじゃないから、もし実現しなくても、そんなことは言わない。それに、ヘルムートがこういうことに対してどのように対処するかもわかっている」

「この状況を明らかにするために、ヘルムートは僕を呼び出した。でも、そのあとはいつも通りだった。こういった経験から学ばなければいけない。こういうことを経験するのは良くないことだとしても、将来のためには役に立つ」

来年だけがチャンスじゃない

 ガスリーの最近のキャリアは、多くの点でストフェル・バンドーン(マクラーレン)と類似している。バンドーンは2015年にGP2でタイトルを獲得し、昨年はスーパーフォーミュラでレースをしていた。

 バンドーンは昨年、2017年がF1へステップアップする最後のチャンスだと話しており、最終的にマクラーレンのシートを得た。一方ガスリーは、たとえ2018年にF1でシートを得ることができなかったとしても、まだチャンスはあると考えている。

「今僕は21歳で、まだ若い。今ストフェルは25歳だ。そして彼はF1のチャンスを得た。年齢は数字に過ぎないという人もいる。F1のシートを得るためには、自分がここにいる資格のある人だということを示さなければいけない。パフォーマンスだけが唯一の尺度だ。僕がコンペティティブでいる限り、チャンスはある」

「でも今は、2018年にF1でレースをすることにもっとも集中している。どうなるのか見てみよう」

「僕はこれまでF4、フォーミュラ・ルノー2.0、フォーミュラ・ルノー3.5、GP2とドライブしてきて、今はスーパーフォーミュラだ。様々なマシンでとても素晴らしい経験ができたと思っている。それにこれまで、自分が出場したどのシリーズでも3位以内でシリーズを終えることができている」

「今年はまだ何も起こっていないけど、来年につながるチャンスが来ることを願っている」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ピエール ガスリー
チーム トロロッソ
記事タイプ インタビュー