【F1】クビアト、信頼性不足に苦言「こういうことが続いて欲しくない」
トロロッソのダニール・クビアトは、自分のマシンにばかり信頼性のトラブルが続くことについて、チームに解決策を講じるよう求めている。









トロロッソのダニール・クビアトは、今季8戦を終了した時点で3回のマシントラブルによるリタイアを喫し、獲得ポイントはわずか4にとどまっている。チームメイトのカルロス・サインツJr.が29ポイントを獲得しているのとは対照的な成績だ。
そのクビアトはアゼルバイジャンGPの後、マシンの信頼性不足に対し不満を訴えている。
「僕の能力を最大限発揮できない原因となっている問題に、僕は少し懸念を抱いている」
そうクビアトは語った。
「こういう事が続いて欲しくない」
「僕はチームに対し、すべてのことを調査するよう求めている。なぜなら、満足しているとはとても言えないからだ。僕は、できる限りのことをしている。でもご存知の通りだ。僕はとてもイライラいしている」
クビアト曰く、アゼルバイジャンGPのリタイア原因は、電気のシャットダウンだったという。そして中団のライバル勢がポイントを拾っていくのを見るのは、非常に厳しいことだったと語る。
その”中団のライバル勢”の中には、1周目にスピンして後方に落ちながらも、その後ポジションを上げて8位に入賞した、チームメイトのサインツJr.もいた。
クビアトは、FP1〜FP3そして予選と、サインツJr.を上回っていた。これについてクビアトは「おそらく、それは最高の週末のひとつだった」と語った。
「金曜日と土曜日、そしてスタートは完璧だった。まだ取り組む必要があるけどね。でも、それ以降は混戦の中で大変だった」
「今日完走したドライバーたちは、楽にポイントを手にした。正直言って、僕は憂鬱な気分でレースを見ていた」
「こういったレースがある度に、僕のマシンはシャットダウンするかペナルティを受けるとか、そう言った類のことが起きる」
「すべてが続いていた。うまくいけば3位にだってなっていたかもしれない。しかし、僕はレースを観て、そこに座っているだけだった」
「僕はとてもイライラしている。トロロッソに来てからはそんな感じの話だ。そして、僕はできるだけ早くそれを変えたいと思っている」
Additional reporting by Oleg Karpov
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | アゼルバイジャンGP |
ロケーション | バクー・シティ・サーキット |
ドライバー | ダニール クビアト |
チーム | アルファタウリ・ホンダ |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |