【F1】クビアト”撃墜”のペレスを「無謀ではない」と、チームは支持

ペレスはモナコGP終盤にクビアトと接触。クビアトに”ゲーム”のような動きだと批判されているが、フォースインディアはペレスを擁護した。

 フォースインディアのセルジオ・ペレスは、モナコGP終盤の72周目に10番手を走行していた際に、ラスカスでトロロッソのダニール・クビアトのインに飛び込んだ。これにより両者は接触し、ペレス自身は完走最下位の13位に終わり、”被害者”のクビアトはリタイアに追い込まれた。

 FIAはペレスに10秒のタイムペナルティを科したが、大きな影響はなし。当然、クビアトの怒りは収まらず「彼はヤケクソだった。ゲームのように曲がろうとしていた。今日僕は良い仕事をし、ポイントも獲れるはずだったけど、そんな1日を台無しにする男がいた。それがペレスだ」と激しく非難した。

 フォースインディアはポイントを獲得できずに終わったことに失望していたが、オーバーテイクしようとするペレスの”試み”については支持した。

「彼は懸命にプッシュしているが、無謀ではない」と、フォースインディアのCOO、オットマー・サフナウアーは説明した。

「彼はランス・ストロール(ウイリアムズ)やジョリオン・パーマー(ルノー)、ストフェル・バンドーン(マクラーレン)をオーバーテイクし、クビアトも攻略しようとした。4人のうち3人を首尾よく追い抜いたんだ」

 クビアトとのインシデントについて具体的に質問されたサフナウアーは、事故が起きた原因はクビアトがイン側にスペースを残しすぎたからだと主張した。

「私から見れば、クビアトはドアを開けていたが、チェコ(ペレスの愛称)が入ってきた時にドアを閉めたんだ」と彼は述べた。

「それがチェコのレースも台無しにした。私はFIAが最近(ドライバーたちに)レースをさせると言っていたと思うが、彼らはそうしていなかったか? それ(ペレスへのペナルティ)は新しい”勅令”だよ」

「私にとっては、それはレーシング・インシデントだった。ドアが開き、そして閉じてしまった。それでチェコのレースは台無しになり、罰はそれで十分なはずだ。トロロッソがなぜそれ以上を望むのかがわからない」

「確かに、それによってクビアトのレースも台無しになったが、ドアを開いたままにしていてはいけない。ラスカスではそうすべきではない。他のみんながしているようにタイトなラインを取っていれば、起こらなかったことだ」

「ファンはこういったモノを見たいと思っているだろうか? 私はそうだと思うし、そう願っている」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ダニール クビアト , セルジオ ペレス
チーム フォースインディア
記事タイプ 速報ニュース