









ザウバーのドライバーであるマーカス・エリクソンとフェリペ・ナッセはザウバーに残留すると考えられており、エステバン・グティエレス(ハース)のみ、来季のシートが確定していない状況になっている。エステバン・オコンがマノーを離れてフォースインディアへ移籍するため、パスカル・ウェーレインのチームメイトが決まっておらず、マノーに最後の空席がある。
ハースはまだ来季のケビン・マグヌッセン(ルノー)の起用を確定させていない。グティエレスの離脱も正式に決まったわけではないが、彼のマネージメントは以前から他のオプションを積極的に求めている。
またメキシコGPの週末には、マノーとコンタクトを取っていたとも考えられている。
彼のスポンサーはフォースインディアを含め、マノー入り、もしくはフェラーリやハースとのつながりを再考することを望んでいる。
しかしいくつかの情報源によると、グティエレスは、メキシコのテルメックスではない企業からサポートを受けているという。
グティエレスは、ハースの決定が明らかになるまで、自身の将来について多くは語らないと話した。
「直に決定が下るというのは明らかだ」
「僕の将来はチームの手中にある。今は様々な話題が生じたり消えたりする」
「今はこういう状況だ。彼らは決定を下すために時間をかけてきたし、願わくばそれがポジティブなものであってほしい。最後までプッシュし続けて戦うだけだ」
「これについて考えるには、月曜日がいいと思う。でも今は週末のレースに集中するのが大切だ。週末を通して、話すことがたくさんあると思う。これが現状だ。この状況を受け入れるし、前進するだけだ」
シートを獲得できなかった時のことを考えているかどうかと聞かれたグティエレスは、こう答えた。
「イエスでもありノーでもある。結果がどうなろうと人として何も変わらないし、誰かが死ぬわけではない」
「これが最も重要なことだ。結果がどうなるか見てみよう。ポジティブな結果になってほしいし、僕は前進し続けるだけだ。これが人生というものだ」
グティエレスは、もし来年シートを獲得できなかった場合、2018年にF1へ戻ることがより難しくなるとは考えていないという。
「正直、そうなった時のことは考えていない。今は目の前にことに集中して、できる限り楽しんで、それから現実がどうなるのか考える。そこでそのことを考えるべきだ」
「決定が遅れているから、僕はそれを待たないといけない。これが今の状況だ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | エステバン グティエレス |
チーム | ハースF1チーム , マノー |
執筆者 | Adam Cooper |