

ゲルハルト・ベルガーは、昨年のボッタスがメルセデスのシートを獲得できるほど、マッサを上回っていなかったと考えている。





現在のメルセデスはニコ・ロズベルグに代わるドライバーを決める最終段階にあると考えられている。
その最有力候補はバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)と、メルセデスのジュニアドライバーであるパスカル・ウェーレインである。メルセデスへの移籍を真剣に考えていたウェーレインだが、彼はザウバーへ移籍する可能性が強いのではないかと考えられている。
このことについて、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは、すでにメルセデスの一員であるウェーレインを起用する方がメルセデスにとって理にかなっていると考えている。
「私なら、自分たちのヤングドライバープログラムを尊重するために、ウェーレインを起用するだろう」とベルガーは、Auto Motor und Sportに話した。
「ウェーレインはそのプログラムにおいて、常に信頼されるような印象を残してきた」
「彼をトップチームのマシンに乗せたら、彼がどれほど素晴らしいドライバーかというのがわかるだろう」
ベルガーは”ウェーレインを起用することはより大きなリスクになるかもしれない”と考えているが、その一方で、”昨年のボッタスはトップチームのマシンに乗るような資格を十分に示せていない”とも考えている。
「確かにボッタスと比べると、ウェーレインの起用はリスクを負うことになる」
「したがって、賢い解決策というのは早々に考えられるものではない」
「ボッタスのことはとても高く評価している。彼は速いし、良いチームプレイヤーだ。人柄も良いし、自分自身を証明するチャンスを獲得した」
「でも彼は、”ボッタスを選ぶのが正しい判断だ”と言わせるほど、十分にマッサを打ち負かすことができなかっただろう」
Additional reporting by Stefan Ehlen
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | パスカル ウェーレイン , バルテリ ボッタス 発売中 |
チーム | メルセデス 発売中 |
執筆者 | Pablo Elizalde |