【F1】サインツに批判集中。マッサ「出場停止に相当するくらい危険」

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【F1】サインツに批判集中。マッサ「出場停止に相当するくらい危険」
Valentin Khorounzhiy
執筆: Valentin Khorounzhiy
2017/06/23 7:26

フェリペ・マッサは、カナダGPで多重クラッシュを誘発したカルロス・サインツJr.の動きを、2012年のベルギーGPを例に挙げて批判した。

Guenther Steiner, Team Principal, Haas F1 Team
Guenther Steiner, Haas F1 Team Team
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso, on the drivers' parade
Wreckage of the car of Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso STR12, after his collision, Felipe Massa, Williams FW40, on the opening lap
Wreckage of the car of Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso STR12, after his collision, Felipe Massa, Williams FW40, on the opening lap
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso STR12, Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-17
Race retiree Felipe Massa, Williams walks back after after crashing out of the race
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-17 and Marcus Ericsson, Sauber C36
Wreckage of the car of Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso STR12, after his collision, Felipe Massa, Williams FW40, on the opening lap
Felipe Massa, Williams FW40 passes Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso STR12 who stops on track in FP1
Jenson Button, McLaren leads at the start as a crash ensues involving Lewis Hamilton, McLaren and Romain Grosjean, Lotus F1
A crash at the start involving Lewis Hamilton, McLaren, Romain Grosjean, Lotus F1, Fernando Alonso, Ferrari, Kamui Kobayashi, Sauber
A crash at the start involving Lewis Hamilton, McLaren, Romain Grosjean, Lotus F1, Fernando Alonso, Ferrari, Kamui Kobayashi, Sauber

 ウイリアムズのフェリペ・マッサは、カナダGPをオープニングラップのクラッシュによるリタイアで終えた。彼は、その引き金となったカルロス・サインツJr.(トロロッソ)の動きを、当時ロータスにいたロマン・グロージャンが出場停止処分を科された、2012年のベルギーGPを引き合いに出して批判している。

 カナダGPの1周目、サインツJr.がハースのグロージャンと接触。コントロールを失ったサインツJr.のマシンは、前方にいたマッサのマシンとクラッシュし、両者リタイアとなった。

 この件についてサインツJr.は、グロージャンがサイドミラーの死角にいたと主張したものの、アゼルバイジャンGPで3グリッド降格のペナルティを科せられている。

 しかしマッサは、この処分が軽すぎると考えているようだ。彼は、2012年のベルギーGPでグロージャンがスタート時に大クラッシュを引き起こし、1戦の出場停止処分を科せられた件を例に挙げた。

 グロージャンは、スタートでルイス・ハミルトン(当時マクラーレン・メルセデス)に幅寄せし接触、それが引き金となって自身を含め4台がリタイアし、ザウバーの小林可夢偉も予選2番グリッドから1周目で最後尾に落ちるダメージを負ってしまったのだ。

 マッサは、FIAのスチュワードは”それと同じくらい強く”、サインツJr.を罰するべきだったと主張した。

「クラッシュのリプレイを見て、サインツのスタートを残念に思った。彼がやったことは、グロージャンがやったことと、そう変わらないと思ったからだ。なのに、彼は3グリッドペナルティしか受けていない」

「僕は以前の件を覚えている。グロージャンは少し危険すぎる動きをしたから、スチュワードは1戦彼に”お留守番”を命じたんだ。それと似ている。僕は、今回も同じように重い処分をする必要があったんじゃないかと思う」

「(カナダでは)幸運にも”何も”起こらなかったが、大きなアクシデントになった可能性はある。もしその可能性があるなら、結果そうならなかったとしても、正しいことじゃない」

「非常に多くのドライバーたちが、ちょっとしたことで3グリッドペナルティを受けたのを見てきた。そして、それよりも大幅に危険なことをしたのに、同じペナルティだ。一貫性がない」

 マッサは、サインツJr.が後方を見るサイドミラーに大きな問題があるというサインツJr.の主張について、「ミラーは問題だ。そして、もし見えなければ変更する必要がある」と語った。

「僕は、FIAは調査をするべきだと思う。もし誰かが正しく後方を見ることができないとしたら、そんなミラーでレースをすることなんてできない。ミラーを変更する必要がある。ミラーは、マシンの安全性と同じくらい重要なモノだ」

ハース「サインツは自身の評判を落とした」

 ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは、カナダGPの週末の後にサインツJr.がクラッシュを『ミラーの視界』のせいにしたことを非難した。

 シュタイナーは、サインツJr.はグロージャンのチームメイトであるケビン・マグヌッセンとも金曜日のフリー走行で2度”ニアミス”があったことを取り上げた。

 カナダGPから2週間が経ち、シュタイナーは度重なるルール違反がサインツJr.の評判を落としていると付け加えた。

「私は彼がこんなことをするより、良いドライバーだということを知っている」とシュタイナーは語った。

「カナダでの彼の動きにはかなり失望した。彼は(金曜日に)マグヌッセンが来ていることに気づけず、戒告処分を受けた。昨年、我々のチームにいた(エステバン)グティエレスは似たようなインシデントで5グリッドのペナルティを受けた」

「彼はそこではうまいこと逃げたが、レースでも同じことをしたんだ。私に言わせればね。彼はミラーが見えていないことを知っていた。同じことを2回言っているんだ」

「彼はドライバーとして優れているので、このような振る舞いをする必要はないと思う。彼は素晴らしいドライバーだ。だが、このようなことをすれば彼の評判は傷ついてしまう」

「一度だけなら、大丈夫だろう。だけどもし同じようなことを続ければ、”なんだ、思っていたほど彼は良くないな”って思われてしまうんだ」

Additional reporting by Jonathan Noble and Ben Anderson

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