【F1】横転クラッシュに怒りのザウバー「バトンの動きに疑問を覚える」

ザウバーのチーム代表であるモニカ・カルテンボーンは、モナコGPでのインシデントに対し、怒りを隠さなかった。

 モナコGPの決勝レース後半、ザウバーのパスカル・ウェーレインとマクラーレンのジェンソン・バトンがポルティエでクラッシュした。

 ウェーレインのマシンはアウト側に横転し、ウォールに立てかけられるように横倒しとなった。しかしその後、ウェーレインは自力でマシンから降り、歩くことができた。

 スチュワードによる今回のインシデントの見解は、主にバトンに責任があるというものだった。その結果、バトンには今季末までが期限の3グリッド降格のペナルティを与え、彼のドライバーライセンスにはペナルティポイントが付与された。

 しかしモナコGPをスポット参戦していたバトンは、2017年内に再びレースする可能性が低く、ペナルティを消化するタイミングは来ないものと考えられる。

 ザウバーのチーム代表であるモニカ・カルテンボーンは、モナコGPでのインシデントに対し、怒りを隠さなかった。

「私は怒りを覚えました。どうしてそのようなシチュエーションになったのか理解できません。その状況をいかに評価し、何が間違っていたのかを判断することができません」

「あの行動に出た彼を止める方法などありませんでした。彼の行動に疑問を覚えます」

 またカルテンボーンは、モナコでレースペースをあげることができなかったことに対しても、不満を抱えている。

「マシンのペースは良くありませんでした。それを克服するためのレース戦略もありませんでした」

「それとこれとはまた別の話ですが、不満を感じました。エンジニアはモナコGPで何が起こったのかを分析し、改善させなければなりません」

「それとは別に、パスカルが置かれている状況は、容認しがたいです」

ウェーレイン、今季2度目のクラッシュ

 クラッシュ時、ウェーレインのヘルメットはバリアに接触した問いう。その後医療センターに罹ったウェーレインだが、次戦カナダGPには参戦できる予定だという。

 しかし、ウェーレインは、1月のレース・オブ・チャンピオンズでのクラッシュで椎骨を3つ骨折。この影響でトレーニング量が不足し、十分な体力が確保できていないとの懸念から、序盤の2レースを欠席している。そのため、チームとしても慎重な対応が取られる可能性もある。

 今週中、彼の体力面をチェックし、さらなる医療検査が必要な場合は、来週に出場の可否が決定される。

 レース後、ウェーレインはmotorsport.comに対し、次のように語った。

「次のレースは参加できると思う。背中も大丈夫だ」

「レース・オブ・チャンピオンズでクラッシュした時は、何かを感じるまでに1時間ほど要したし、その後の痛みも尋常じゃなかった」

「でも、今判断することはできない。数日間様子を見てみるよ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 モナコGP
サーキット モンテカルロ
ドライバー ジェンソン バトン , パスカル ウェーレイン
チーム マクラーレン , ザウバー
記事タイプ 速報ニュース