【F1】ザウバー代表「フェラーリのBチームになるつもりはない」

ザウバーのフレデリック・バスール代表は、将来的にフェラーリの事実上のBチームになるつもりはないと話した。

 ザウバーのフレデリック・バスール代表は、フェラーリとの協力は重要であるものの、”フェラーリとハースのような関係性”を築くつもりはないと語った。

 先月のハンガリーGPを訪れていたフェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、ザウバーは今やフェラーリと新たなパワーユニットの契約を締結しており、彼らが若手ドライバーの”試験場”になるということは道理に適ったことであると示唆していた。

 バスールはここ数週間の間、フェラーリとの協力関係を拡大することを検討してきた。しかし、ハースとフェラーリのようなスタイルの関係性を築く必要はないと考えている。

 彼は、「ハースとフェラーリのような関係性のことは全く考えていない」と話した。

「彼らには彼らの協力の仕方があり、我々にも自分たちのやり方がある。比較したり、『ハースはそういうことをしている』など言いたいのではない。そういう関係性は全くもって問題ではない」

「しかし、フェラーリと共に我々のプロジェクトを発展させていかなければならない。我々の協力はエンジンとギヤボックスがベースになっているが、他の分野にも広げたいと思っている。しかし正直なところ、1台のマシンから別のマシンへと、他のパーツを使えるようにすることは、それほど簡単なことではない」

「最善の妥協案はフェラーリからの支援を受けることだ。しかし一方で、我々にはとても強力な設備があるので、ハースとは状況が異なる」

「フェラーリとの協力のためにも、いつかはベストな妥協案を見つけなければならない。しかし、発展においては”抑制”も保持したい。(フェラーリの)Bチームやカスタマーチームにはなりたくない」

ウェーレインの立場は?

 フェラーリと密接に結びつくことは、ザウバーがグリッド上での順位を上げるためにも不可欠な方法であるとバスールは考えており、それを達成するための最も可能性の高い案は、フェラーリの育成ドライバーをザウバーで起用することだという。

「確かに、フェラーリと協力することはこのチームのDNAにある。チームにはフェラーリの状況を完璧にわかっているスタッフも何人かいる。ここから物事を始めるのは簡単だ」とバスールは説明した。

「過去の歴史を基に、我々はこの協力関係を築かなければならない。それがとても重要なことだった。それに、これは私の友人であるエンストンとルノーの人々もそうだった。彼らは過去にも成功を収めているし、その時のように立ち直ろうとすることが重要なのだ。フェラーリは議論したり協力することに対して本当にオープンだ」

 フェラーリの育成ドライバーの状況により、メルセデスの育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインの将来が不確実なものになるのかと尋ねると、バスールは以下のように話した。

「今のところ、契約をしているドライバーはいない。それはフェラーリとの間でさえそうだ。将来に向けては、今のところ何の契約もないのだ」

「すべてのことがオープンだと思っている。だがすぐに決定を下すことになるだろう」

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シリーズ F1
チーム ザウバー
記事タイプ 速報ニュース