【F1】ザウバー「ホンダと話し合いをした」と認める
ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンは来季のパワーユニットの供給について、ホンダと会談を行ったことを認めた。








ザウバーは来季のパワーユニットを、現在のフェラーリからホンダもしくはメルセデスに変更することを検討しているようだ。
昨年の時点から、ザウバーはホンダの2番目のパワーユニット供給先最有力候補であると見なされていた。しかも、今季厳しいシーズンスタートを迎えたマクラーレンは、メルセデスとパワーユニット供給に関する可能性について話し合っているとみられている。もしマクラーレンのパワーユニットメーカーが変更された場合、ザウバーがホンダ製パワーユニットのメインユーザーとなる可能性もある。
一方、パスカル・ウェーレインがザウバーに加入したことで、将来的にメルセデスのパワーユニットを使う可能性も考えられる。昨年、メルセデスはマノーにウェーレインとエステバン・オコンを加入させ、パワーユニットも供給するという契約を結んでいた。
この決定は、すぐにでも行われなければならない。なぜなら各パワーユニットメーカーは、5月6日までに供給予定のチームをFIAに通知しなければならないからだ。
ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンは、ホンダとの交渉が行われたことを認めた。
「私は言うことができるのは、『イエス』ということだけです。私たちは彼ら(ホンダ)と話し合いを行いました」
そうカルテンボーンはmotorsport.comに対して語った。
「しかし、まだ何も決まっていません」
「我々にはいくつかの選択肢があると思います。そして、我々はすぐに決定しなければならないことも理解しています。そして、(来季に向けた)開発を進めるためにも、その方が良いはずです」
メルセデス製パワーユニットを使う可能性について聞かれると、カルテンボーンは次のように答えた。
「その可能性もあります。先ほども申し上げた通り、私たちにはいくつかの選択肢があります。ただ単に、決定が下されていないということだけです」
ザウバーは2010年以来ずっと、フェラーリ製のエンジン/パワーユニットを使い続けてきた。
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この記事について
シリーズ | F1 |
チーム | ザウバー |
執筆者 | Adam Cooper |