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【F1】ザク・ブラウン、ロンドンGPの実現は「無理難題だ」

マクラーレンのザク・ブラウンは、ロンドン市街地でのグランプリ開催は、到底難しいことだと確信しているという。

【F1】ザク・ブラウン、ロンドンGPの実現は「無理難題だ」
An F1 Live logo, at the London Formula 1 street demonstration parade
An aerial view of F1 Live London
An aerial view of F1 Live London
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso
Lance Stroll, Williams
Lance Stroll, Williams
Sebastian Vettel, Ferrari
Zak Brown, Executive Director, McLaren Technology Group
Jonathan Neale, McLaren Managing Director and Zak Brown, McLaren Executive Director
The Mercedes AMG F1 and Ferrari teams prepare for the London F1 street demonstration
The drivers on the streets of London
Sauber bodywork, the F1 Live London logo
The F1 Live London circus set up around Nelsons Column in Trafalgar Square

 イギリスGPをロンドンの市内で行おうという意見が相次いでいるが、マクラーレンのチーフ・エクゼクティブ・ディレクターであるザク・ブラウンは、それは”無理難題”であると語り、シルバーストンが唯一の現実的な場所であると信じているという。

 シルバーストンのオーナーであるBRDC(英国レーシンング・ドライバーズ・クラブ)は今年のイギリスGP前に、F1の開催契約を2019年をもって打ち切ることを発表した。そのため、イギリスGPの長期的な未来は不安視されており、代替計画が持ち上がっているという推測がなされてきた。

 特にロンドン中心部で行われたF1デモランイベント”F1ライブ・ロンドン”が成功したことにより、ロンドン市内でF1を開催するという話が取り沙汰されてきた。

 しかしブラウンは、ロンドンの市街地を1週間にわたって閉鎖し、レースを行う可能性を疑問視している。

「人々はロンドンでのグランプリ開催について話をしているが、私はそれは、無理難題だと考えている。そしてシルバーストンは、依然としてイングランドにおけるF1レースの本拠地だ」

 そうブラウンは説明する。

 なぜロンドンでのF1開催が難しいと思うのかと尋ねられたブラウンは、次のように語った。

「ロンドンGPを開催するために必要なインフラは、他のストリートレースとは違うと思う。ただし、オリンピックスタジアムやオリンピックパーク周辺は例外だが。そしてシルバーストンでのレースは素晴らしい。それを夢見るのはいいことだと思うけどね」

 ブラウンは最近、リバティ・メディアがシルバーストンを買収し、グランプリレースの”核”とすることを提案していた。これについて彼は、実現は難しそうだとしながらも、シルバーストンでのレースが存続することについては楽観視している。

「彼らはこの問題を解決すると思う」

 そうブラウンは言った。

「私の見解では、彼ら(リバティ・メディア)はそれ(シルバーストン)を買うべきだ。しかしただ売るだけではないし、それが唯一の解決策ということでもないだろう」

「収入にはギャップがあるが、どうやったらイギリスGPからより多くの収益を得ることができるだろうか? その方法は、間違いなくあると思う」

”F1ライブ”を世界中で!

 ロンドンGPの実現については懐疑的なブラウンだが、F1ライブ・ロンドンのようなイベントは、世界中で再現できると考えている。

「素晴らしいイベントだった」

 そうブラウンは語った。

「大きな支持があった。そしてそこにいたほとんどの人にとって、素晴らしい光景だった」

「リバティが話した、20の”スーパーボウル”の例と同じだと思う。NFLがしていることは、イベントの週に街にやってきて、そして彼らは全く新しいレベルでファンと交流し、その街を占拠するんだ」

「それはまさに、ロンドンでやったのと同じだ。おそらく、すべての開催地でそれを行うことはできないだろうが、ローテーションを基本とすればうまく働く可能性がある」

 そしてブラウンは、次のように付け加えた。

「5人のドライバーがいれば、何か影響力のあることを行うことができるだろうか? 私の見解では、ドライバーたちが将来スーパーライセンスを得る時、その一部としてF1での貢献とF1の市場以外での露出に貢献することを規定しておけばいい」

「F1はこれをパッケージ化してプロモーターや都市に提供する。なぜなら、我々は最終的には、ファンによって生計を立てることができているからだ」

「我々はイベントに参加したり、または間接的に貢献することで、収入を得ている。ファンはこのスポーツに”燃料”を供給する存在だ。そして、ファンの支持を受け続けていくことを確実にするために、必要な投資をしていかなければならない」

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シリーズ F1
執筆者 Jonathan Noble