【F1】シモンズ、ウイリアムズと契約更新せず。ロウ加入への布石か?
ウイリアムズは、技術チームのトップであるパット・シモンズが今年限りでチームを離れることを発表した。





ウイリアムズのチーフ・テクニカルオフィサーを務めるパット・シモンズが、今季限りでチームを離れることが正式に発表された。
シモンズは2013年にウイリアムズに加入。この契約期間は3年であり、今年の12月31日で切れることになっている。
「パットはこの3年間、チームにとって素晴らしい財産でした」と、ウイリアムズの副代表であるクレア・ウイリアムズはチームの声明の中でコメントを発表している。
「パットの加入は、チームを大きく再構築する初期段階でした。そして、今よりもはるかに強いチームにウイリアムズを改革していく上で、重要な役割を果たしてきました。彼の努力とコミットメントに対して、感謝しています」
ウイリアムズには、メルセデスからパディ・ロウが移籍してくるとの情報がある。シモンズがチームを離れることが明らかになったことで、この情報の信憑性が高まり、体制移行のプロセスは加速しているものと見られる。
ウイリアムズは今後の体制について「我々は将来を見据え、チームの技術的リーダーシップについての詳細を発表する予定です」とコメントしている。
シモンズはF1で非常に長いキャリアを誇り、特にルノーの全盛期にチームを支えた主要な人物のひとりだった。しかし2008年のシンガポールGPで起きた”クラッシュゲート”の責任を問われ、F1への関与を禁止されてしまった。この処分が解けた後、シモンズはヴァージン・レーシングのコンサルタントとしてF1に復帰。その後ウイリアムズに加入した。
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シリーズ | F1 |
チーム | ウイリアムズ |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |
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