【F1】シモンズ「マシン開発が未熟なままシーズンを迎えるかも」

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【F1】シモンズ「マシン開発が未熟なままシーズンを迎えるかも」
Pablo Elizalde
執筆: Pablo Elizalde
2016/12/29 3:27

ウイリアムズ離脱が決まっているシモンズは、風洞の使用時間が不足しているため、十分にマシンを開発できないと話した。

Pat Symonds, Williams Chief Technical Officer
Nico Hulkenberg, Sahara Force India F1 VJM09 at the start of the race
Valtteri Bottas, Williams F1 Team
Valtteri Bottas, Williams FW38
Engineers work on the car of Valtteri Bottas, Williams FW38
Felipe Massa, Williams FW38
Felipe Massa, Williams FW38
Sparks fly from the car of Valtteri Bottas, Williams FW38
Felipe Massa, Williams FW38
Valtteri Bottas, Williams FW38, leads Felipe Massa, Williams FW38
Felipe Massa, Williams FW38

 2017年はマシンを現行よりも5秒速くすることを目指した、よりチャンレンジングなマシンを導入するため、大幅なレギュレーション変更が行われる。F1における新たな時代を迎えることになるだろう。

 この一環で、来年はタイヤの幅が広くなるにもかかわらず、レギュレーションの確定が遅れたため、チーム側は幅広な風洞用のタイヤを今年の2月まで使用することができなかった。このせいで、従来のレギュレーション変更の際よりも、開発に費やせる時間が削減されてしまった。

 2016年限りでウイリアムズを離脱することが決まっているテクニカルチーフのパット・シモンズは、次のように話した。

「最大の変化は、新しいマシン開発のための時間と風洞の使用が削減されてしまっていることだ」

「2009年も大きな変更があったが、その時我々は時間をかけて話し合ったし、レギュレーションの草案もあった。風洞も使用していたし、マシン開発のための時間は十分にあった」

「その次は2014年だ。エアロダイナミクスと、冷却システムに変更があった。この時もしっかりと時間をかけることができた」

「しかし今回は、2月末にようやく風洞用のタイヤを手に入れ、そこで初めて風洞実験をすることができた。もちろん、それまでにCFD(数値流体力学)を用いることはできるし、正直な話をすれば、リヤタイヤをフロントに装着することで、多少なりとも風洞テストをすることは可能であり、空気の流れがどのようになっているのかを考えることはできる」

「しかし2月以来、風洞を使える時間が少なくなり、(シーズン中は)2016年のマシンの開発も行わねばならなかった」

「それゆえ、これまでに比べると、マシン開発は未熟なまま開幕を迎えると思う。そういうわけで、スタッフたちは今後も開発を続けるだろう。私は彼らに期待しているが、彼らは自分たちのターゲットが何であるかを明確にはできないだろう」

 来年はレギュレーションが大きく変わるが、シモンズは、過去の事例ほどマシンが根本的に変わるとは考えていないという。

「そうは考えていない。レギュレーションはかなり規範的だ。でも中には、エンジンカバーのように、様々なバリエーションが現れそうな部位もある」

「本音を言えば、もっと開発できる箇所もあるが、みんな気がついていない。もしすべて開発を終えてしまったというなら、それを見つけるのに苦労するだろう」

Additional reporting by Jonathan Noble

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シリーズ F1
チーム ウイリアムズ
執筆者 Pablo Elizalde
記事タイプ 速報ニュース