【F1】”スタートやり直し”の理由は、「安全を確信できなかった」から

F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、安全が確認できなかったために、一旦スタートを中止したと説明している。

 オーストラリアGPの決勝レースでは、フォーメーションラップを終えて各車が一度グリッドについたものの、すぐにスタートというわけには行かず、再度フォーメーションラップが行われることとなった。

 この”フォーメーションラップやり直し”は、セルジオ・ペレス(フォースインディア)が、正しいグリッドに着くのを一瞬ためらったこと、そしてダニール・クビアト(トロロッソ)のグリッド横にある警告信号(イエローライト)が点灯したことが原因だったという。

 F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、この時何が起きていたのか把握できていなかったものの、安全が確信できないとして、フォーメーションラップのやり直しを決めたという。

「不確実なことがあったため、私はスタートを中止した。私はいつも、スタートボタンを押す前に、すべてが確実であるように(または可能な限り確実に近いように)したいと思っている」

 ホワイティングはそうmotorsport.comに対して語った。

「最初にペレスが間違ったポジションに停車した。しかしその数秒後に、彼は正しい位置に進み始めた。そして同時に、クビアトのクルマの横にあるライトパネルの責任者は、問題があることを示すイエローライトのスイッチを押したんだ」

「私もレースコントロールの他の人々も、問題を認識することができなかった。だから私の最も安全な選択肢は、スタートを中止して、もう一周フォーメーションラップを行うことだと感じたんだ」

 マーシャルがクビアトの横にあるライトパネルに”イエロー”を表示した理由については説明がなかったが、ホワイティングは次のように付け加えた。

「ビデオを見ても明らかなことだが、クビアトのクルマには、警告の原因となり得るどんな問題もなかった。それは、マーシャルが神経質になりすぎていたことが原因かもしれない」

「なぜボタンが押されたのか、その理由は説明されていない。しかし、人は時折、プレッシャーにさらされると、不可解なことをしてしまうこともある」

「しかしその真相はどうであれ、スタートが安全に行えるかどうかという点に関しては不確実性があったため、私はスタートを中止した。ドライバーには責任がなかったため、いずれのドライバーもピットレーンに戻されることはなかった」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストラリアGP
サーキット アルバートパーク・サーキット
記事タイプ 速報ニュース