【F1】ステファンGP計画再熱。F1エントリーに本腰か?

以前ステファンGPとしてF1参戦を計画していたゾラン・ステファノヴィッチが、再びF1へのエントリーを目指していることを明らかにした。

 ステファンGPとして2010年からF1に参戦する計画を立てていたセルビア人のゾラン・ステファノヴィッチが、オーストリアGPの会場を訪問。F1のモータースポーツ・マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンと面会した。その後ステファノビッチは、再びF1へのエントリーを目指していることを明らかにした。

 ステファノヴィッチは、2010年からのF1参戦に向けて、2009年限りでF1を撤退したトヨタ(TMG)と技術提携。トヨタが2010年シーズン向けに開発していたシャシーとエンジンを使用し、中嶋一貴をドライバーとして起用するという体制も発表されていた。しかしステファンGPはエントリー権を得られなかったため、プロジェクトは凍結されることとなった。

 最近、中国籍のF1チームが結成され、F1に参戦するのではないかという噂もある中、ステファノヴィッチもF1参戦に向けた活動を再開しようとしている。

 2010年の参戦計画では、本拠地をセルビアに置くことが計画されていた。しかし今回の”新生ステファンGP”はイタリアのパルマに施設を構え、かつてウイリアムズやフェラーリのエアロダイナミクス専門エンジニアであったエンリケ・スカラブローニを起用するという。また、すでに風洞を使う合意も取り付けたようだ。

 ステファノヴィッチは今回の計画について次のように語っている。

「ロス・ブラウンと面会するためにここに来た。なぜなら私は、イタリアを拠点とするF1チームを立ち上げているからだ」

「オーストリアに来る前に、非常に重要な契約をまとめてきた。その拠点はパルマに置かれることになるだろう。そこは、風洞施設から適度な距離に位置している。さらにこのプロジェクトにおいて役立つ、エアロダイナミクスの専門家との契約を交わした」

 ステファノヴィッチはチームを結成して今後12カ月で準備を整え、2019年シーズンへのエントリーを目指している。しかしその前に、F1への参戦権を得るための入札が行われ、それを確保しなければならない。

 FIA会長であるジャン・トッドは、F1の新規参入に関する入札は、エントリーに真剣な候補者が参戦枠を埋める準備ができていると確認できた場合のみ、行われると明らかにしている。

 先月、トッドは次のように語っている。

「必要だと感じた時のみ、入札を行うだろう」

「最大で12チームが参戦することが可能だが、現在参戦しているのは10チームしかいない。そのため、もしひとつかふたつの力強い新チームがあれば、入札が行われるだろう」

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シリーズ F1
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