【F1】スペインGP FP2:ハミルトンが首位。メルセデス再び1−2

F1第5戦スペインGPのフリー走行2回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。

 F1第5戦スペインGPのフリー走行2回目(FP2)が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイム。チームメイトのバルテリ・ボッタスが2番手となり、FP1に続いてメルセデスが1-2でセッションを終えた。

 気温25度、路面温度44度というコンディションのカタルニア・サーキットでセッションがスタートした。

 ピットレーンがオープンすると、ハースのケビン・マグヌッセンがコースイン。FP1はセルゲイ・シロトキンにマシンを預けたジョリオン・パーマー(ルノー)も、早々に走行を開始した。すべてのマシンが、まずはミディアムタイヤを装着して走り出した。

 セッション開始8分過ぎ、フォースインディアのセルジオ・ペレスが記録していた1分24秒700というタイムを、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが0.045秒上回ったが、ベッテルは最終コーナーで大きく挙動を乱していた。チームメイトのキミ・ライコネンもセクター3でマシンが振られるシーンを見せながら、1分23秒143をマークしトップに浮上した。

 メルセデスのハミルトンがタイムを記録したのはセッション開始17分ごろ。ただ、彼もセクター3でミスがあり5番手にとどまった。一方で、ボッタスは1分23秒062をマークしライコネンを上回った。

 ホームレースを迎えているフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、FP1でトラブルに見舞われたパワーユニットの交換が終了し、セッション開始27分後にようやくコースインした。FP1はほとんどまともに走行することができなかったが、FP2は無事にインスタレーションラップをこなした。

 セッションが残り1時間を切ろうとする頃、ベッテルがソフトタイヤを初投入。1分21秒220をマークした。ライコネンもベッテルに続き、1分21秒112でトップに浮上した。

 フェラーリ勢に続き、メルセデスの2台もソフトタイヤでアタック。ボッタスは1分20秒892を記録してライコネンを0.220秒上回ったが、ハミルトンが1分20秒802をマークしトップタイムとなった。

 レッドブル勢は、セッション折り返しを過ぎた頃にソフトタイヤでのアタックを実施。マックス・フェルスタッペンはハミルトンから0.636秒遅れの5番手、ダニエル・リカルドは0.783秒遅れの6番手となった。

 セッション残り40分となり、インスタレーションラップをこなしただけだったアロンソがコースインし、ミディアムタイヤで走行を重ねた。

 メルセデス勢とフェラーリ勢は、ユーズドのソフトタイヤでロングランを開始。ライコネンには、チーム無線で『エンジントラブルがあるのでスローダウンしてピットイン』との指示が下り、ピットロードに入ってきた。しかしライコネンは結局ピットストップすることなく、ピット出口でスタート練習を行った後、再びコースインした。

 トロロッソのカルロス・サインツJr.がターン9でオーバーラン。縁石による衝撃で、マシン左サイドのパーツが外れてしまいコース上に残ってしまったため、セッション残り27分という段階で赤旗が掲示された。

 わずかな中断でセッションは再開。フェラーリはベッテルがミディアムタイヤ、ライコネンがソフトタイヤを装着し、走行プログラムを分けた。

 多くのマシンがロングランでタイヤの挙動を確かめる中、ベッテルはセッション終了間際にターン4で挙動を乱し、グラベルへ。幸い大きなダメージはなかった。ボッタスもその直前にターン7でコースオフする場面があった。どちらも、リヤが流れて膨らんでしまったようだ。

 結局、セッショントップタイムはハミルトン。ボッタスも2番手となり、FP1に続いてフェラーリ勢の前に出た。フェラーリはライコネンが3番手、ベッテルが4番手となった。

 5番手、6番手はフェルスタッペン、リカルドのレッドブル勢。何度かマシンがコースを外れた場面も見られ、いまいちマシンが決まりきっていないような印象だ。

 レッドブルの背後には、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが7番手、ジョリオン・パーマーが8番手につけた。ウイリアムズのフェリペ・マッサ、トロロッソのサインツの前に立ち、勢力図が変化した兆しを見せた。

 アロンソは結局21周走行し、20番手。チームメイトのストフェル・バンドーンは13番手となった。

 大規模なアップデートを投入したメルセデスが、フェラーリに対して一歩リードしているような印象。スペインGPは、ポール・トゥ・ウィンの確率が高いサーキットだけに、予選は極めて重要になるだろう。そこで初めて、各チームが持ち込んだアップデートの真価がはっきりするはずだ。

 予選に向けての最後の準備が行われるフリー走行3回目は、13日(土)の日本時間18時からスタートする。

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F1 2017 スペインGP フリー走行2回目:タイム結果

ClaドライバーChassisエンジンLaps時間ギャップインターバルkm/h
1 44 united_kingdom  ルイス ハミルトン  Mercedes Mercedes 39 1'20.802     207.395
2 77 finland  バルテリ ボッタス  Mercedes Mercedes 38 1'20.892 0.090 0.090 207.165
3 7 finland  キミ ライコネン  Ferrari Ferrari 34 1'21.112 0.310 0.220 206.603
4 5 germany  セバスチャン ベッテル  Ferrari Ferrari 36 1'21.220 0.418 0.108 206.328
5 33 netherlands  マックス フェルスタッペン Red Bull TAG 29 1'21.438 0.636 0.218 205.776
6 3 australia  ダニエル リカルド  Red Bull TAG 35 1'21.585 0.783 0.147 205.405
7 27 germany  ニコ ヒュルケンベルグ  Renault Renault 40 1'21.687 0.885 0.102 205.148
8 30 united_kingdom  ジョリオン パーマー  Renault Renault 43 1'21.992 1.190 0.305 204.385
9 19 brazil  フェリペ マッサ  Williams Mercedes 38 1'22.015 1.213 0.023 204.328
10 55 spain  カルロス サインツ Jr.  Toro Rosso Renault 34 1'22.265 1.463 0.250 203.707
11 8 france  ロマン グロージャン  Haas Ferrari 36 1'22.371 1.569 0.106 203.445
12 31 france  エステバン オコン  Force India Mercedes 37 1'22.520 1.718 0.149 203.078
13 2 belgium  ストフェル バンドーン  McLaren Honda 36 1'22.693 1.891 0.173 202.653
14 11 mexico  セルジオ ペレス  Force India Mercedes 32 1'22.722 1.920 0.029 202.582
15 20 denmark  ケビン マグヌッセン  Haas Ferrari 32 1'23.007 2.205 0.285 201.886
16 9 sweden  マーカス エリクソン  Sauber Ferrari 37 1'23.082 2.280 0.075 201.704
17 18 canada  ランス ストロール  Williams Mercedes 35 1'23.221 2.419 0.139 201.367
18 26 russia  ダニール クビアト  Toro Rosso Renault 27 1'23.236 2.434 0.015 201.331
19 94 germany  パスカル ウェーレイン  Sauber Ferrari 31 1'23.599 2.797 0.363 200.456
20 14 spain  フェルナンド アロンソ  McLaren Honda 21 1'24.077 3.275 0.478 199.317
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この記事について
シリーズ F1
イベント名 スペインGP
サーキット サーキット・デ・カタルニア
記事タイプ 速報ニュース