【F1】チーム代表との衝突を弁解するグティエレス。「タイミングが悪くて”情熱”が溢れてしまった」
グティエレスは、ブラジルGPでチーム代表と衝突したのを国際映像に撮られてしまったが、タイミングが悪かっただけだと語った。










ハースのエステバン・グティエレスは、ブラジルGPのレースを電気系のトラブルでリタイアした。グティエレスは、リタイアした後ピットでグローブを床に叩きつけ、怒っている彼の腕を怪訝な顔をしたチーム代表のギュンター・シュタイナーが掴むという場面を、国際映像が捉えた。
ハースを今シーズン限りで離脱することが決まっているグティエレスだが、彼は特に誰かに怒っていたというわけではなく、シュタイナーと問題があったわけではないと語った。
「ただ最悪のタイミングだっただけなんだ」とグティエレスはmotorsport.comに語った。
「誰かに怒っていたというわけではなくて、状況に怒っていたんだ。今シーズンよく起こっていたようなことだよ。僕にチャンスがあるときは毎回、何かが壊れてしまうんだ」
「特定の誰かを非難しているのではないんだ。ギュンターは最悪のタイミングで僕に近づいてきたんだ。すべてが爆発してしまった! 少し情熱が溢れてしまったんだ」
「後で、僕らはそのことについて笑いあったよ。それは状況のせいであって、タイミングの問題だったと明確にするのが重要なんだ。アドレナリンで高揚している時があるのは、わかってもらえると思う」
グティエレスは、ハースでの最後から2番目のレースとなるブラジルGPで、今季初ポイントを取るチャンスがあったにもかかわらず、技術的な問題が起きてしまったことにイライラしたことを認めた。
「あのようなコンディションで、マシンは非常に良かったから楽しかった」と彼は語った。
「すごくトリッキーだったけど、レースが始まってポジションを挽回し始めた。良いペースで前進して、ポイントを獲得する素晴らしいチャンスがあったんだ。そしてそれから、電気系統に問題が発生し始めたんだ」
「良いポジションにいたから、本当に痛かった。ポイントを獲得するチャンスがあって、すごく良いリズムだった。でもその後、僕の手に負えない状況に変わってしまった」
「リタイアしなければならなくなった。実際、ドライブするのが非常に危険な状態だったんだ。スイッチをオン、オフするみたいに、ブレーキング中にパワーが出てしまったんだ」
【関連ニュース】
F1ブラジルGP決勝:”3時間レース”を制したハミルトンが優勝。最終戦に望みを繋ぐ
猛追を見せたフェルスタッペン。「タイヤギャンブルは必要だった」
ホーナー「フェルスタッペンはセナやシューマッハーみたいだった」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | ブラジルGP |
ロケーション | ホセ・カルロス・パーチェ・サーキット |
ドライバー | エステバン グティエレス |
チーム | ハースF1チーム |
執筆者 | Adam Cooper |