【F1】テスト最終日午前:ライコネン18秒台。アロンソまたもトラブル

バルセロナ合同テスト最終日午前の走行が行われ、フェラーリのキミ・ライコネンが1分18秒台で首位。マクラーレンにはまたもトラブルが発生した。

 F1バルセロナ合同テスト第2回、4日目午前中のセッションが行われフェラーリのキミ・ライコネンが1分18秒634という圧倒的なトップタイムを記録した。

 今季F1シーズン前合同テストもついに最終日。この日の走行が終われば、各チームはメルボルンでの開幕戦に向け、ファクトリーで最後の調整に入ることとなる。

 この日速さを見せたのがフェラーリだ。ライコネンは午前中のセッション残り20分少々という時点でスーパーソフトタイヤを履き、アタックラップを実施。1分18秒634という脅威的なタイムを計測した。このタイムは、今季のオフシーズンテストでの最速記録である。ハミルトンは前日、「フェラーリはまだ速さを隠し持っている」と語っていたが、それが具現化した格好だ。

 2番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがつけたが、フェラーリからは0.8秒ほど劣るタイム。その0.4秒後方には、ウルトラソフトタイヤを履いた姉妹チームであるトロロッソのカルロス・サインツJr.がつけた。

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは4番手。彼らはスーパーソフトタイヤでのアタックだった。

 5番手にはルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。彼らは前日までトラブルに見舞われることが多かったが、この日は順調に走行を重ねている。6番手にはセルジオ・ペレスのフォースインディアがつけた。

 7番手にはウイリアムズのランス・ストロールがつけた。ウイリアムズはテスト序盤の日程で上位の速さを見せていたが、ここ数日は順位が落ち着いている。この日もストロールが出した最速タイムは、ソフトタイヤによるもの。彼らはアタックラップではなく、プログラムに注力している可能性がある。

 ハースにはロマン・グロージャンが乗り込んだが、開始1時間半後と、セッション残り20分という2回にわたってコース上にストップしている。この原因は明らかになっていないが、特に最初のストップはターン5でスピンしたためのものであり、前日までグロージャンが訴えていたブレーキの問題との因果関係も疑われる。

 9番手ザウバーのマーカス・エリクソンを挟み、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)はこのセッション最下位となる10番手に終わった。しかも、セッション開始から2時間を過ぎて以降トラブルが相次ぎ、2度にわたって赤旗中断の原因となってしまった。アロンソのマシンに起きたトラブルは、またも電気系だったようだ。走行距離はわずか19周。マクラーレンはテスト最終日にもかかわらず、まだまだ苦悩の日々が続いている。

 1時間のランチタイムを挟み、いよいよ開幕前最後の走行機会となる午後のセッションが行われる。

【関連ニュース】

【F1】警戒するハミルトン「今のフェラーリは"見せかけ"」

【F1】ボッタス「開幕戦に向けて新たなアップデートを投入する」

【F1】メルセデス、”マイナス2秒”を目指したアップデートが機能せず

【F1】ブレーキトラブルに悩むグロージャン、サプライヤー変更を懇願

【F1】ロングラン未実施のマクラーレン「未発見の問題がまだあるはず」

F1バルセロナ合同テスト最終日午前結果:

 DriverTeamTimeGap TyreLaps
1  キミ・ライコネン  フェラーリ 1:18.634   48
2  マックス・フェルスタッペン

 レッドブル

1:19.438 0.804 33
3  カルロス・サインツJr.  トロロッソ 1:19.837 1.211 39
4  バルテリ・ボッタス  メルセデス 1:19.845 1.251 53
5  ニコ・ヒュルケンベルグ  ルノー 1:19.885 1.482 45
6  セルジオ・ペレス  フォースインディア 1:20.116 1.647 46
7  ランス・ストロール  ウイリアムズ 1:20.335 1.701 59
8  ロマン・グロージャン  ハース 1:21.429 2.795 44
9  マーカス・エリクソン  ザウバー 1:21.670 3.036 59
10  フェルナンド・アロンソ  マクラーレン 1:22.731 4.097 19
コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 Barcelona pre-season testing II
サーキット サーキット・デ・カタルニア
記事タイプ 速報ニュース