【F1】デ・ラ・ロサが2017年のF1を予想「今年もメルセデスが強い」

元F1ドライバーのデ・ラ・ロサは、2017年マシンの開発を早期に始められたメルセデスが、今年もアドバンテージを保持しているだろうと語った。

 元F1ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサは、メルセデスは昨年圧倒的な強さを誇った事で、ライバルたちよりも早く2017年用マシンの準備に取り掛かることができたため、今年もシーズンを優位に進めるだろうと考えている。

「メルセデスが、誰よりも長く風洞実験を行ったことは間違いない」

 デ・ラ・ロサはそうmotorsport.comに対して語った。

「風洞の使用時間は、厳しく制限されている。そして、今は誰もが、許された最大限の時間まで風洞実験を行っている。つまり、新しいレギュレーション下で、昨シーズン中に2017年のマシンにどれだけ時間を使えたかが、違いを生むことになる」

「昨シーズンに新マシンに風洞の時間を使えたのはメルセデスだけだった。なぜなら、彼らは”2番目のチーム”よりも0.7秒以上速かったからだ」

 またデ・ラ・ロサは、ウイリアムズからメルセデスに移籍したバルテリ・ボッタスは、メルセデスにふさわしいと考えているものの、ルイス・ハミルトンが彼に勝つと予想している。

「ボッタスはとてもうまくやるだろう。彼はとても良いドライバーだ。何も問題は無い」と、アロウズやジャガー、マクラーレンをドライブした経験を持つデ・ラ・ロサは語った。

「優れたマシンに乗っているということは、物事をとても簡単にするんだ!」

「彼はチームに完璧に適応するだろう。彼は政治的なことはしないし、一生懸命働く。自分自身の仕事をこなすし、ルイスと比べて自分がどれほど速いか、遅いかについて気をもむことは無いだろう」

「そして、ボッタスがルイスを上回るレースもあるだろう。しかし、彼がシーズンを通してルイスを上回ることは無いと思う。でも、誰がルイスを打ち倒すことができる?」

「私の見解では、ウイリアムズは大損をしたチームだ。彼らはボッタスを失い、契約を更新しなかった(フェリペ)マッサを呼び戻さなければならなかった。奇妙な話だ」

 またデ・ラ・ロサは、2013年から2年間自身がテストドライバーを務めていたフェラーリが、今季大きな飛躍を遂げるとは考えていない。

「僕は、彼らが昨年と同じような位置にいると思う」と彼はフェラーリについて語った。

「(元F1チーム代表の)フラビオ・ブリアトーレは、同じ職人がパンを作れば、同じようなパンができると言ったことがあるが、それはかなり的確な例えだ」

 スペインのTV局でF1のアナリストを務めるデ・ラ・ロサは、2017年に大きな変化を迎えるF1を歓迎しているという。

「レギュレーションの変更はとても良いと思う。マシンはドライバーにとって、操縦するのがかなり難しいモノになるし、肉体的にもより厳しいマシンになる」と彼は語った。

「マシンが1周で5秒速くなると、かなりきつくなるだろう」

「結局、それが僕たちが求めていたモノなんだ。タイヤの性能劣化を管理するのは少し退屈だったし、マシンの運転は少し簡単すぎたからね」

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シリーズ F1
ドライバー Pedro de la Rosa
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース