【F1】トトとラウダ、メルセデスとの契約を2020年まで延長

メルセデスは、チーム代表のトト・ウルフと非常勤会長であるニキ・ラウダの契約を2020年まで延長したことを発表した。

 メルセデスは、チーム代表のトト・ウルフと非常勤会長であるニキ・ラウダの契約を2020年まで延長したことを発表した。

 昨年末に2016年F1チャンピオンのニコ・ロズベルグ、先月にはテクニカル・エグゼクティブ・ディレクターであるパディ・ロウが離脱したことで、メルセデス体制は激動している。その一方、今回の契約の延長のニュースは、メルセデスに長期的な安定性をもたらしたと言えるだろう。

 メルセデスはFIAやF1の商業権保有者との間に、2020年までのF1参戦契約を締結している。

 新たなF1オーナーのリバティ・メディアとチーム間で行われるF1参戦契約の延長交渉は、今年から始まる予定だ。しかし今回の交渉は、F1の分配金支払い構造の大きな見直しが行われるとみられるため、交渉は長期化する可能性が高い。

 2013年末に元チーム代表のロス・ブラウンがメルセデスを離脱してから、ウルフとラウダは緊密な協力体制でメルセデスをコントロールしている。

 ラウダは2012年末にメルセデスに加入し、個人で同チームの株式を10%保有。またウルフは、2013年シーズンスタート直前に加入し、株式30%を保有している。

 ロウはメルセデス経営陣の一員であったが、先月メルセデスを離脱。3月からウイリアムズに加入する予定だ。ロウの後任として、メルセデスはテクニカルディレクターという新たな役職を作り、元フェラーリのジェームス・アリソンを迎え入れることを先日発表した。

 ウルフとラウダはメルセデスを成功に導くのを大いに助けた。これまでドライバーとコンストラクターズチャンピオンシップで3連勝中のメルセデスは、今や最骨頂にある。

 今回の契約の延長について、ラウダは次のように語っている。

「ここ数年間は、これまで私が経験してきたF1の中で最も楽しむことができた。今回トトと私はメルセデスとの間に完璧なパートナーシップを締結した。今我々は最高の結果をもたらしてきた素晴らしいチームを保有している。私はディーター(・ツィッチェ/取締役会会長)や、他のダイムラーAGの取締役会のメンバーに対し、我々に信頼を寄せてくれたことを感謝しなければならない」

 ダイムラーの取締役会会長兼CEOであるディーター・ツィッチェは、ウルフとラウダのパフォーマンスが、メルセデスを成功に導くための重要な役割を果たしたと断言している。

「ふたりが契約を延長したことは素晴らしいニュースだ。2013年に我々は、パフォーマンスの改善という明確な目標を持ってメルセデスのマネジメントを再構築し直した」

「しかしそれ以降、結果は期待を上回り続けた。この成功の鍵となったのは、トトの起業家精神と、ニキの経験のコラボレーションだろう。今回の契約の延長によって、今後4年間の我々のプログラムに重要な安定性をもたらすと信じている」

 2月23日、メルセデスはシルバーストンにて、2017年様の新型マシンを公開する予定である。

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース
タグ niki lauda, toto wolff