【F1】トラブル相次いだベッテル「理想的にはいかなかった」
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、バーレーンでのシーズンインテスト最終日でトラブルを抱えたため、予定していた走行距離を稼ぐことができなかった。







フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、バーレーンでのシーズンインテスト最終日でトラブルに見舞われ、予定していた走行距離を稼ぐことができなかった。
フェラーリは午前中にセッティング変更を行ったが、その際に若干の水漏れを発見した。この修復作業のため、午前中の走行時間は削られることとなってしまった。さらに午後のセッションで、ガレージのシステムがダウンしたため、ベッテルはその間も走行することが許されなかった。
「様々なトラブルのせいで、理想的にはいかなかった」とベッテル。
「僕たちはマシントラブルに見舞われたので、多くの練習時間を失った。それに合わせて、ガレージの電源供給のトラブルもあった」
「ガレージ全体がシャットダウンしてしまったんだ。そのせいで2時間ほど時間を失ったと思う」
ベッテルは、サードドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィが初日にプログラムを順調にこなせたため、2日間に及ぶテストでの総合的な評価はそれほど悪いものではないという。
「少なくとも2つのことを試すことができた」とベッテル。
「初日のアントニオはとても良かった。彼はプログラムをほとんどやり遂げることができた。僕たちもいくつかのことを再確認することができた。理想を言えば、もう少し走行距離を延ばしたかったが、今までどおり何周か良いラップを走ることもできた」
またベッテルは、テスト中のメルセデスの動向についてはあまりよく見ていなかったと語った。
「彼らが何をしていたのかはよくわからない。ほぼ1日走り続けていたと思う。それに午後僕たちが走り始めた時には、向こうの方が少し速かったと思う」
「彼らが何をしているのかもわからないし、今回のタイムシート上でのポジションは何も参考にならないと思う」
「でも僕たちはマシンに満足しているよ。バーレーンGPでは良いバランスを取ることができたんだ。今回のテストにもそれを継続することができた」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | Bahrain April testing |
ロケーション | バーレーン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | セバスチャン ベッテル |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Jonathan Noble |