【F1】ナッセ、スポンサーを失うもザウバーとの交渉継続。「できることは何でもやる」
ナッセはブラジル銀行のスポンサーシップを失ったにもかかわらず、ザウバー残留に全力を尽くしている。






フェリペ・ナッセはブラジルGPで9位フィニッシュを果たし、ザウバーに多額の賞金ボーナスをもたらしたにもかかわらず、数百万ドルに及ぶ支援を失ったことで彼の仕事はかなり難しくなったと認めた。
「助けにはならないけど、今それを変えることはできない」とナッセはmotorsport.comに語った。
「僕たちは解決に取り組まなければならない。しかし、F1では時間がどれだけ重要かを知っている」
「僕の優先はここ(ザウバー)にとどまることだから、できるだけそれに取り組んでみる。今はチャンピオンシップが終わったので、それに集中することができる」
「資金は才能を物語る。僕が言ったように、僕らはまだ解決に取り組んでいるし、僕の側からできることに取り組んでいる。ここにいるための意志とエネルギーがある限り、僕らはどんなことでも試してみるよ」
ザウバーの代表であるモニシャ・カルテンボーンは、彼との契約に対してオープンでいるのかどうかを聞いたところ、ナッセは「僕にはわからない。彼女(モニシャ)に聞いてみるべきだと思うよ」と答えた。
「僕が言えることは、僕はチームに2点をもたらしたということだ。それは考える限りで最高のスポンサーシップだ」
一方でナッセは、ザウバーの他にシートが空いている唯一のチームであるマノーへの移籍についても除外しなかった。
「僕は物事を本当に検討しなければならない」と彼は付け加えた。
「今は誰に対してもドアを閉ざさない。僕はすべての選択肢を分析し、僕の将来にとって何が最善かを見定めなければならない」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | フェリペ ナッセ |
チーム | ザウバー |
執筆者 | Adam Cooper |