【F1】ニューウェイ、チームの戦略を擁護。「事前に議論はしていた」

レッドブルのエイドリアン・ニューウェイは、モナコでのチームのピット戦略を擁護しており、どの選択肢が最良かは明確ではなかったと主張した。

 レッドブルのテクニカルチーフを務めるエイドリアン・ニューウェイは、モナコGP決勝でマックス・フェルスタッペンがチームのピット戦略に不満を爆発させた件について、チームを擁護し、どのタイミングでピットインをするのが最良かは明確ではなかったと主張した。

 レッドブルのフェルスタッペンとダニエル・リカルドは、モナコGPのレース序盤、3番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)の後ろ、4番手と5番手に続いていた。

 チームはフェルスタッペンを最初にピットに呼び寄せ、ボッタスのアンダーカットを狙った。しかしこれは結局失敗に終わり、ボッタスの前に出ることはできず。その後、前が開けたリカルドはフェルスタッペンよりも5周多く走行し、印象的なラップタイムを叩き出した。

 リカルドがピットインを終えた時、チームメイトとボッタスを逆転し3位に浮上していた。これを見たフェルスタッペンはチームラジオで不満を爆発させた。

 しかしニューウェイは、ピット戦略はそれほど簡単なものではなかったし、レッドブルのドライバーはレース前に可能性がある戦略を知らされていたと主張した。

 チームは週末を通して、スーパーソフトタイヤでの走行をしていなかった。レッドブルがモナコに持ち込んだスーパーソフトタイヤは1セットのみだったからであり、これも戦略の判断に影響しただろう。

「我々は事前に、もしボッタスの後ろで2台のマシンが詰まったら、戦略を分けることを議論していた」とニューウェイはmotorsport.comに語った。

「アンダーカットとオーバーカット、どちらがより強力な戦略かは、レースの前には明らかではなかった。アンダーカットは最初のラップのウォームアップに懸かっているし、オーバーカットは自分自身のペース次第だ」

「その差はわずかなものだった。アンダーカットもほとんど機能していたんだ。残念ながら(フェルスタッペンの時は)ピットストップがわずかに遅かった。そういう時もある」

「アンダーカットとオーバーカットのどちらかを行うなら、明らかにアンダーカットが成功する可能性の方が高いので、我々はそれを実行したんだ」

 フェルスタッペンの不満については、「我々はレース前にそれを議論した。我々は両方のドライバーに、正直にどちらがベストの戦略かはわからないと伝えたし、彼らはそれを受け入れた」と述べた。

「(フェルスタッペンの不満は)普通のことだ。マシンに乗っている時はアドレナリンが溢れているしね」

 モナコの後の2戦、カナダとバクーはパワーユニットのパフォーマンスがより重要となるため、よりチャレンジングになる可能性が高いとニューウェイは認めているものの、最新のアップデートが投入されたレッドブルのモナコでの好調に勇気付けられると語った。

「敢えて言うなら、次の数戦は競争力が低下する可能性が高い」と彼は述べた。

「モンツァほど極端ではないが、それらは似たような特性を持っている」

「現時点で、我々が3番目のチームであることは明らかだ。言うまでもなく、モナコで果たした前進をさらに進めるべく努力しなければならない」

「マシンはかなりのペースを見せたと思うし、それをキープできるように取り組む必要がある」

「モナコは相当特殊なサーキットだが、間違いなく我々はマシンを改善した。バルセロナに続いて、今週もそれを達成した。だから我々は前進をし続けなければならない」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 モナコGP
サーキット モンテカルロ
チーム レッドブル
記事タイプ 速報ニュース