【F1】ニューウェイ、レッドブルF1への関与拡大。飛躍の布石となるか?

エイドリアン・ニューウェイが、RB13への関わりを深めている。そして彼は今、マシンの問題がどこにあるのか、”医者”のように診断しているという。

 シーズン開幕前、打倒メルセデスの最有力候補になると考えられていたのは、レッドブルだった。しかし、風洞の相関関係に関する問題、そして十分なダウンフォースを発揮できない空力コンセプトが、その活躍を妨げる要因となった。

 チームはスペインGPで大型のアップデートを実施した。このアップデートは特に予選で威力を発揮し、前方とのギャップを埋めることになった。しかしチームは、さらに進歩する必要があることを認識している。

 チーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューウェイは、今季のマシン開発にはあまり深く関わらないと言われてきた。しかしバルセロナテスト以降、ニューウェイはその関与の度合いを深めており、チーム代表のクリスチャン・ホーナーもそれを認めている。

「彼はちょうど、ドライバーたちから慎重に訊いているところだ。それはちょうど、医者が診ているような感じだね」

 そうホーナーは語った。

「彼は、ドライバーのフィードバックやコメントを理解しようと熱心だった。そしてそれに応じて、このパッケージを進化させようとしていると確信している」

「冬の間、彼はこのクルマの開発に”50%"の時間を費やしてきた。しかしバルセロナでのテスト以降、その関与の度合いは増している。それは当分の間続くだろう」

 ニューウェイの現在の状況は、F1チームで以前よりも重要な役割を果たす上での助けとなるであろう。今年のニューウェイはF1での仕事を減らす傍ら、アストンマーチンとのハイパーカープロジェクトに注力してきた。しかしその仕事も今ではひと段落し、仕事量は非常に少なくなっているというのだ。

「彼の(しなければならない)要素は終わったか、または結論に達した」

 そうホーナーは語った。

「今はデザイン部門の仕事になっている。今年の後半には他の仕事が戻ってくるだろうが、今は彼の努力の大半はF1に注がれている」

 ニューウェイはこれまで数多くのチャンピオンマシンを手がけた人物だ。そのため、RB13の開発に深く関与することは、非常に重要であると思われる。確かに、今のニューウェイは常にF1に関わっていたい……とは思っていないだろう。しかし、今も重要なポジションを担っている。

「彼は間違いなく、関与している」

 そうホーナーは付け加えた。

「彼は毎週会議に出席しており、このクルマの開発とコンセプトに深く関わっている。このデザイングループは、エイドリアンがかなりユニークな形で関与することができるよう、デザインされているのだ」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース