【F1】ハミルトンに”邪魔”されたベッテル「故意だと思っていないが…」

フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、カナダGPのFP2でロングラン中にルイス・ハミルトン(メルセデス)に詰まってしまったと不満のようだ。

 ポイントリーダーのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、カナダGPのフリー走行2回目(FP2)でレースに向けた準備としてロングランに取り組んでいたが、そのタイミングで前との距離を空けようとしていたルイス・ハミルトン(メルセデス)に詰まってしまい、チームラジオで不満を訴えた。

 ベッテルは、ハミルトンがわざと彼を妨害したとは思っていないものの、走行が中断されてしまったと語った。

 FP2を終えたベッテルは「少し詰まってしまったので、少々イライラした」とコメント。

「クルマから良いフィーリングを得るため、連続でラップを重ねたいと思っていた」

「ハミルトンは(前のクルマとの)ギャップを作ろうとして、ミスをした。だから不運だった」

「少しリズムを乱してしまったが、最終的には必要としていたことを理解できた。連続で周回をしたいと思っている時には、トラフィックは問題だ。理想的ではない」

「彼は意図的にはやっていないと確信している。彼も僕と同じことをしようとしていたんだ。だけど今日は滑りやすくて、簡単にミスをしてしまうような状況だった。僕も2回スピンしている」

 一方のハミルトンは、ベッテルが無線で不満をこぼしたことを知り、驚いたようだ。

「なんてプラクティスだ。何が不満だって?」

「ここはトラフィックの点で難しいサーキットだ。僕の前に誰かがいて、僕は距離を離さなければならなかった。それはつまり、彼もそうしなければならなかったということだ」

「ただそれだけで、感情的になることは何もない」

 一方でハミルトンは、ドライバーが最終シケイン前のストレートで速度を落とすことについて、何か対策をする必要があることを示唆した。そうすることで、走行しているマシン間で危険な速度差が生じる可能性があるからだ。

 彼はセッション中に無線でF1のレースディレクター、チャーリー・ホワイティングに、安全上の理由でシステムについて相談したいと語った。

「時速360km以上の速度でバックストレートを走ってくる人と、速度を落としギャップを作ってラップを始めようとしている人がいる」と彼は述べた。

「彼らは遠くの点のようなもので、それからドットになり(だんだん大きくなってくる)……前のクルマと最低でも時速100~200kmも速度差があることを知る前にね。彼らはカタツムリのようなペースだし、危険だ」

「ある日、誰かが危険に巻き込まれることになる。だから僕は、みんなが思慮深くあるべきで、(ロングストレート前のヘアピン)ターン10までにギャップを見つけ、ストレートでは減速できないようにするべきだと言ったんだ」

「誰にとっても安全になるだろう。僕たちは、ドライバーズブリーフィングで彼(ホワイティング)にそれを伝えることができる」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 カナダGP
サーキット サーキット・ジル・ビルヌーブ
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース