【F1】ハミルトン「セーフティカーの出動はNASCARみたいだった」

ハミルトンは、レース中のセーフティカー先導の時間が長く、NASCARのようだったと述べた。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、セーフティカー先導による走行が長かったことに苦言。タイトル争いのライバルであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とバトルができる時間を延ばすべきだった語った。

 ベルギーGP決勝レースの中盤、フォースインディアのセルジオ・ペレスとエステバン・オコンの接触により、ラ・ソース(ターン1)の出口からラディオン(ターン4)にかけてマシンのパーツが飛び散ったため、セーフティカーが出動した。その際先頭を走るハミルトンは、2番手のベッテルを2秒以上引き離していた。

 セーフティカー先導での走行が続く中、ハミルトンは無線で”デブリはどこにもない”と不満を述べていた。

 ラスト8ラップでのベッテルとのスプリントレースを制したハミルトンは、今回のセーフティカーの出動をNASCARになぞらえた。NASCARでは、レースに変化を加えるため、デブリなどを理由にして、非常に長い間セーフティカー先導による走行が設けられることがある。これについては時折オーガナイザーが非難されることがある。

「少しNASCARみたいだと感じた。理由もないのに、セーフティカーを走らせ続けているところがね」とハミルトンは話した。

「飛び散ったウイングはきれいに片付けられていた。僕たちがスローダウンした後は、VSC(バーチャルセーフティカー)にするべきだった。でも彼らはレースを見たかったので、それを理由にセーフティカーを走らせ続けたんだ。デブリはほとんどなかったし、もしあったとしても、かなりきれいに片付いていた」

 一方ベッテルは、セーフティカーの出動がなければハミルトンを捉えることは”難しくなっていただろう”と認めた。

「とても賢明だったと思う。15周残っていて、このままフィニッシュすることになるのかと思っていた」とベッテルは話した。

「セーフティカーの出動はチャンスだと思った。でも十分なチャンスではなかった」

「ベッテルはとても近づいていた」

 セーフティカーが出動したことにより、ドライバーたちはポジションを落とすことなくピットストップを行うことができた。この際ハミルトンはソフトタイヤを、ベッテルはウルトラソフトタイヤを履くことをそれぞれ選択した。

 レース再開直後、ベッテルはオー・ルージュからケメルストレートの区間でハミルトンに並ぶも、ハミルトンがレ・コンブ(ターン5)で前に立った。

 ハミルトンは、ベッテルにとって唯一の逆転のチャンスであったこの”攻撃”を阻止し、最終的には2.3秒の差つけてポール・トゥ・ウィンを達成した。

「ご覧の通り、ターン1の出口ではルイスの前に出ていた。彼に近づくことはそれほど難しいことではなかった」とベッテルは話した。

「リスタートはとても良かったけど、たぶんそれが問題だった。だからもしもう一度やれるなら、何か違うことをするだろうね」

 ハミルトンは、「最初はフロントタイヤが機能していなかった」といい、そのせいでベッテルがリスタート時にチャンスを得ることになったのだと話した。またベッテルについては、「彼はオー・ルージュで前に出ることができる可能性があったので、ものすごくスピードを出していた」と語り、ベッテルがラ・ソースで自身に”とても接近していた”ことを認めていた。

Additional reporting by Jonathan Noble

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ベルギーGP
サーキット スパ・フランコルシャン
ドライバー ルイス ハミルトン , セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ , メルセデス
記事タイプ 速報ニュース