【F1】ハミルトン「タイヤコンパウンドが硬すぎる、悪夢のようだ」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、ピレリがバクーに持ち込んだタイヤのコンパウンドが硬すぎると主張した。

 金曜日のバクー市街地サーキットでは多くのアクシデントが発生した。特にフリー走行2回目では、イエローフラッグが絶えず振られ、多くのドライバーがコーナーを曲がりきれず、ランオフエリアに入ってしまうシーンが目立った。

 FP2を10番手で終えたメルセデスのルイス・ハミルトンは、スーパーソフトタイヤでラップを重ねるも、タイムを上げられず。そのハミルトンはドライバーのミスが多発しているのは、少なからずタイヤにも原因があるとみている。

「グリップが最悪だ。誰もが悪いと感じると思う。みんながタイヤを作動させるのに苦戦していた。レッドブルとフェラーリは他のドライバーと比べると少し楽みたいだったけど、それにしてもみんなが苦戦していた」

「タイヤが硬すぎるんだ。路面温度が50度もあるというのに、タイヤはまだ作動していない。全然話にならないよ」

 昨年のバクーと比べると走行が困難になったかハミルトンに訊くと、彼は次のように語った。

「本当に難しいよ。僕は今年のタイヤが大きく、重くなって、コンパウンドがより硬くなったことが、さらに状況を悪化させたと思う。ほとんど作動しないんだ」

「(路面温度が)50度もあるサーキットにいるというのに、スーパーソフトもソフトもどちらも機能していない」

「こんなんじゃ、ハードタイヤやエクストラハードタイヤとほぼ変わらないよ。エクストラハードはこれまでに試したことはないけど、それにしても僕たちが今回持ち込んだのは、”ハードとエクストラハード”だよ」

 またハミルトンは、ドライバーたちがランオフエリアに入るたびに、そのタイヤの温度が冷えてしまうため、状況を悪化させていると示唆した。

「そこで起こっているのは、オーバーランしてしまった後、リバースでコースに復帰する間に、タイヤの温度が冷めてしまってその作動領域から外れてしまうということだ」

「その後また2-3周ほどして、再度タイヤに熱を入れなければならない。もはや悪夢のようだよ」

 チームメイトのバルテリ・ボッタスは、トップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)から0.1秒差で2番手につけているが、ハミルトンの意見に賛同し、バクーではウルトラソフトタイヤを使用するべきだと述べた。

「今のタイヤコンパウンドはとても硬すぎて、対応するのに困難だ」

「もし選択肢が与えられるのであれば、誰もがウルトラソフトタイヤを履きたいと思うだろうね。でもみんな同じ状況だ。今あるものを最大限に活用するのが僕たちの仕事なんだろう」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 アゼルバイジャンGP
サーキット バクー市街地
ドライバー ルイス ハミルトン , バルテリ ボッタス
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース