【F1】ハミルトン、ピット入り口でのペナルティは「完全に僕のミス」

バーレーンGP決勝2位のハミルトンは、セーフティカー出動中にピット入り口で過度に減速した事で科されたペナルティは、自身の過失だと認めた。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、セーフティカー出動中にピットインした際、ピットレーン入り口で過度に減速したとして5秒のタイムペナルティを科されたが、この件はハミルトン自身のミスだったと認めた。

 レース序盤の13周目、ウイリアムズのランス・ストロールとトロロッソのカルロス・サインツJr.がターン1で接触し、ストロールがコース上でマシンストップしたためセーフティカーが出動した。ピットストップがまだだった2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)と3番手ハミルトン、4番手ダニエル・リカルド(レッドブル)はこのタイミングでピットインを行った。

 メルセデスは2台連続でピット作業を行う”ダブルピットイン”を強いられたため、ボッタスの後ろを走っていたハミルトンがタイムをロスするのは避けられない状況だった。そこで、ハミルトンはピットレーン入り口で過度に減速。ボッタスとの車間距離を空けるのと同時に、後ろを走るリカルドを遅らせた。

 しかし、ボッタスのピット作業には時間がかかってしまい、その割を食ったハミルトンは結局リカルドに前に出られてしまった。再スタートで素早くリカルドをオーバーテイクしたハミルトンだったが、ピットで過度に減速したとして5秒のタイムペナルティを科されてしまった。

 2回目のピットストップでペナルティを消化したハミルトンは、約20秒前を走るトップのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をレース終盤に猛然と追い上げたものの、最終的に6.6秒差の2位に終わった。

「ピットレーン(での状況)は、本当に僕のミスだ。そこでタイムを失ってしまったことを、チームに謝る」と、ハミルトンは表彰式でのインタビューで語った。

 レース後の記者会見でも、ハミルトンは「(ペナルティは)完全に僕のミスだ。ベッテルに追いつけたかどうかはわからないが、ペナルティのせいで追い上げが2倍大変になった」と、レースを振り返った。

「チームに謝らなければならない。だけど、チームのために大きなポイントを獲得できたし、素晴らしいバトルができた」

ハミルトン、”紳士”ボッタスに感謝

 ペナルティを受けたにもかかわらず、ハミルトンはポールポジションからスタートしたチームメイトのボッタスに対して13秒以上の差をつけてレースを終えた。

 レース中盤、2番手走行中だったボッタスは、後ろを走るハミルトンを先行させトップのベッテルを追いかけさせるという、チームの要求に従った。同様に、レース終盤、ファステストを連発し怒涛の追い上げを見せていたハミルトンに追いつかれた際にも、すんなりとポジションを明け渡していた。

「バルテリが”紳士”でいてくれたことに大変感謝している」と、ハミルトンは表彰式で語った。

 ハミルトンを前に出すという、チームオーダーについて訊かれたボッタスは「正直に言って、レーシングドライバーとしてはおそらく最悪の無線だったが、そういうものなのだから仕方がない」と認めた。

「確かに、ルイスがセブ(ベッテル)に挑戦できる可能性があったので、僕はオーダーに従った。だけど、逆転は起こらなかった。個人的にはつらいが、それも人生だ」

「今日は、十分な速さがなかった。僕たちは、その理由を見つける必要がある」

Additional reporting by Jonathan Noble

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 バーレーンGP
サーキット バーレーン・インターナショナル・サーキット
ドライバー ダニエル リカルド , ルイス ハミルトン , バルテリ ボッタス
記事タイプ 速報ニュース