【F1】ハミルトン「メルセデスとフェラーリは、未だ0.1秒以内にいる」
ルイス・ハミルトンは、メルセデスとフェラーリのアップデートによる改善は、『ほぼ同じ』だったと考えているようだ。











ほぼすべてのチームがスペインGPにアップデートパーツを持ち込んでいるが、メルセデスのルイス・ハミルトンは、メルセデスとフェラーリの改善度合いは”ほぼ同じ”だったと考えているようだ。
ハミルトンは、スペインGP初日のセッションをどちらもトップで終えた。チームメイトのバルテリ・ボッタスも両セッションで2番手に入り、フェラーリ勢の前に立った。
メルセデスは今回、スコップ状のターニングベーンを備えたフロントノーズを含む、シーズン最初の大規模な空力アップデートを投入。フェラーリのキミ・ライコネンに0.3秒の差をつけた。
ハミルトンは、実際の差はそれよりも小さく、どちらのチームも同じような改善を果たしていると考えているようだ。
「間違いなく前進を果たした」と、彼はアップデートについて語った。
「どのチームもそうしたように、みんながここでアップグレードを行うためにすごく頑張ってきた」
「彼らは素晴らしい仕事をして、僕たちをより強くするためのパッケージを用意してくれた。僕たちは前進したんだ」
「実際のところ、何かが変わったわけではなく、僕たちとフェラーリとの差は0.1秒以内だ。前のレースを同じくね。僕たちは共に、全く同じステップを踏んだんだ」
「基本的に、アップデートをマシンに取り付け、0.1秒か0.2秒を絞り出すには時間がかかる。今日見たのはその差だ」
フェラーリは、バルセロナで行われたプレシーズンテストをトップで終えた。ハミルトンによれば、メルセデスの最新アップグレードは形勢を一変させるほどのものではないが、2カ月前と今週末とではマシンの感触は全く異なるという。
「マシンをアップグレードするために、膨大な量の作業が行われた。エンジニアが素晴らしい仕事をした」
「大きく異なるパッケージだし、ここ(バルセロナ)で走るのはテストの時以来で、大きな違いがあった。でも全体的に見れば、小さなステップなんだ」
「しかしそれは確かに改善だし、それが僕たちの望んでいるものだ」
前戦のロシアGPでF1初優勝を果たしたボッタスは、今回ハミルトンの0.1秒以内につけた。
ボッタスも、アップデートによる改善は大きなものではなかったが、正しい方向への一歩だったというハミルトンの意見に同意した。
「僕たちのマシンは、ロシアの時よりも良くなっている」とボッタスは語った。
「それがメインだ。チームが頑張っているのはわかるが、他のみんなも改善していると確信している」
「おそらく、僕たちの改善は他のチームより視覚的にわかりやすいものかもしれないが、僕はまた非常に接近した戦いになると確信している」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | スペインGP |
ロケーション | サーキット・デ・カタルニア |
ドライバー | ルイス ハミルトン , バルテリ ボッタス |
チーム | フェラーリ , メルセデス |
執筆者 | Mitchell Adam |