【F1】ハミルトン「戦略よりもホイール・トゥ・ホイールのバトルを」

ハミルトンは、レースが戦略に左右されるのではなく、コース上でのバトルで決着をつけることを望んでいる。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、開幕戦オーストラリアGPでメルセデスのルイス・ハミルトン相手に戦略を見事に実行し、コース上で追い抜くことなくハミルトンを逆転し勝利を挙げた。

 ハミルトンは開幕戦を楽しむことができたと言うが、ホイール・トゥ・ホイールのバトルを熱望しているという。

「彼(ベッテル)がピットから出てきた時は興奮した」とハミルトンは開幕戦を振り返った。

「僕は1台のマシン(レッドブルのマックス・フェルスタッペン)の後ろで抑えられてしまっていた。でもこうやって接近していたレースを見るのもクールだ」

「こういうレースを望んでいる。でもあまり多くはなさそうだ……今年はこのようなレースが何回も見られるといいけど」

 またハミルトンは、2014年のバーレーンGPではかつてのチームメイトであるニコ・ロズベルグとの直接対決で彼を下し勝利を手にしたが、ハミルトンはこのようなレースを求めて"死にそう"だったという。

「僕はゴーカートのようなレースのやり方が好きだ。これがベストなものだと思う。なぜなら、スタートからフィニッシュまで、常にホイール・トゥ・ホイールのバトルが出来るからだ。僕はそのためにレースをしているんだ。そういうバトルをしていた日々が恋しいよ」

「ニコとは2014年のバーレーンで素晴らしいバトルをした。僕はもう一度ああいうバトルがしたくて、"死にそう"だった。今度はセバスチャンとそういったバトルが出来ることを願っている」

「彼は4度もタイトルを獲得しているし、僕らの世代でベストなドライバーのひとりだ。ファンはこういうバトルを見るために、シートから身を乗り出して座っているだろうね」

「レースの全てが戦略に支配されるようなことにはならないでほしい。僕もトラック上で何かしらのことをしたい。僕はそのために生きているし、そういうもののおかげで僕はマシンをドライブ出来る」

シーズンの展開はまだ見えない

 今シーズンがどのような展開になるのかを予測するには時期尚早だとハミルトンは考えており、メルボルンでのレースを見ても、接近したバトルが出来るという可能性もあって楽観しているという。

「とても近いところにいるし、予選でのペースを見ても非常に接近していた」

「それにレースでは、彼(ベッテル)は僕についてくることもできていた」

「順位変動も起きやすいレースになるだろう。彼らが前を走って僕たちが後ろになることもあるだろし、その逆もあり得る」

「接近したバトルで、マージンもあれくらいだと、レースもエキサイティングになる。それがこういうバトルの良いところだ」

 オーストラリアGPの結果を見て、メルセデスがフェラーリよりも苦労しそうだと考えることがフェアかどうかと質問されたハミルトンは、このように答えた。

「フェラーリは開幕戦で勝った。彼らは僕たちよりも良い仕事をした。僕たちは負けるとは思っていなかったし、僕たちも彼らも勝つつもりでいた。結局、あの日は彼らが勝ったんだ」

「もちろんあの時のシナリオを振り返って、違う戦略を取っていれば勝てただろう、ということはできる。でもそれは"タラレバ"の話だ」

「彼らはフェアにバトルをして勝った。だからレースはエキサイティングになるんだ」

「彼らのマシンの方が競争力を持っていた区間もあるし、僕たちの方がそうだった区間もある。こういうことがシーズンをエキサイティングなものにしていくことを願っている」

Additional reporting by Ben Anderson

【関連ニュース】

【F1】トト・ウルフ「ハミルトンとの会話が関係改善に役立った」

【F1】ハミルトン、タイトルを”渇望”「ベッテルはロズベルグより難敵」

【F1】メルセデス「フェラーリが勝者に相応しい。戦略ミスではない」

【F1】メルセデスの”敗因”はマシンの重量過多か? 軽量化に取り組む

【F1】ベッテル、メルセデスを警戒。雨予報の中国GPは「予測不能」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン , セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ , メルセデス
記事タイプ 速報ニュース