【F1】ハミルトン「早い段階でタイヤ交換するしかなかった」

ベッテル&フェラーリの前に敗北を喫したハミルトンは、早いタイミングでピットインをしなければならなかった理由を説明した。

 ポールポジションからスタートしたハミルトンは、レース序盤をリードしていた。しかし2番手のベッテルを引き離すことができず、結局57周レースの17周目にピットイン。ソフトタイヤに交換した。

 新品のソフトタイヤを履いたハミルトンは好ペースで走り、ピットインのタイミングを引き延ばすベッテルとの差を詰めようと試みたが、すぐにレッドブルのマックス・フェルスタッペンに追いついてしまう。フェルスタッペンのペースはそれほど速くなかったが、それでもハミルトンはオーバーテイクを完了することができず、ベッテルとの差は徐々に開いてしまった。

 ハミルトンはこの時、フェルスタッペンを抜かなければ「レースは危機的だ!」と無線で指示されていたが、「僕にどうやれっていうんだ?」と返し、オーバーテイクが難しいことを訴えた。

 結局ベッテルはピットインを行ったものの、フェルスタッペンの前でコースに復帰することができ、ハミルトンをいわゆる”オーバーカット”することに成功。これが、勝利の最大のポイントだったと言うことができよう。

 2位でフィニッシュしたハミルトンは、表彰台でのインタビューで、その早いタイミングのピットインを説明した。

「レースではタイヤに苦労した。グリップがなくなったから、早めに止まらなければいけなかったんだ。そして僕らはピットインし、レッドブルのひとりの後ろについてしまった」

 これについてハミルトンは、レース後の記者会見でさらに詳しく当時の状況を説明した。

「僕たちはスタートからグリップに苦しんでいた。セブ(ベッテル)はずっとラップタイムを出し続けることができた。レースの大部分、彼は僕より速いペースで走ることができていたはずだ」

「終盤に向け、僕はトラフィックに苦しんだ。そしてタイヤがオーバーヒートし始め、グリップに苦労した。差は詰まっていたから、僕は減速していた」

「僕は(ピットインを終えて)コースに戻った後、トラフィックに苦しんだ。少し残念だけど、これもモーターレーシングだ」

ボッタス、フェラーリの速さは「間違いない」

 メルセデスでの初レースを迎えたバルテリ・ボッタスは、3位でフィニッシュし表彰台の一角を確保した。ボッタスもハミルトンと同じように、最初のスティントで履いたウルトラソフトタイヤのグリップに苦労していたと語る。

「僕らが持っているクルマとしては、良い仕事をしたと思う」

 そうボッタスは語る。

「フェラーリの方が今日は速かった。それについては間違いない。彼らは素晴らしい仕事をしたし、このレースでは僕らよりも良い仕事をした」

「僕の側から言えば、最初のスティントのウルトラソフトタイヤにかなり苦労した。いたるところで滑っているように感じたんだ。フロントもリヤもグリップが足りず、特に10周を過ぎたところから、それは簡単ではなかった」

「しかし、ソフトタイヤを履いてしまえば、かなり良い感じだった。本当に楽しくドライブすることができた。しかし、それでも少し遅れている。僕らはまだペースを欠いているんだ」

「全体的には、このチームでの最初のレースは、”災難”と言うほどのものではなかった。しかし、次のレースでより良くするためのことがいくつかある」

Additional reporting by Jonathan Noble

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストラリアGP
サーキット Melbourne Grand Prix Circuit
ドライバー ルイス ハミルトン , バルテリ ボッタス
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース