【F1】ハミルトン「相棒はロズベルグくらいのヤツじゃないと……」
ハミルトンはメルセデスが選んだドライバーが誰であっても戦うと語ったが、チームにとってベストな候補を選ぶべきだと語った。









2017年ではなく2018年以降にセバスチャン・ベッテルやフェルナンド・アロンソのような”スタードライバー”を起用するというトト・ウルフ(メルセデスのチーム代表)の計画について、ルイス・ハミルトンはこれが必ずしも良いアイデアというわけではないと考えている。
ハミルトンは”自分はチームメイトがどんなドライバーでも気にしない”という、これまでの発言がなかったかのようにイギリスのテレビ局であるチャンネル4のインタビューで語った。
「セカンドカーに誰が乗るかはとても重要なことだ」
「それはチームの士気を左右する。ドライバー同士がライバル関係にあると、チームに有害な影響を与えることがあることを僕たちは過去に見てきた」
「確かなのは、僕はここに居ることができて本当に幸せだし、今僕の居るところが大好きだし、そして問題ないということだ。興味深い”シナリオ”がいくつかあっても、僕らはいつも乗り切ってきた」
「だから僕たちはたとえベターじゃなくても、少なくともロズベルグと同じくらい良いヤツじゃないと、チームにとってそれほど良いとは言えない。僕は過去に、チームでそういった”シナリオ”を生まないようにと強くアドバイスされた経験がある」
「だけど僕が言いたいのは、どんなドライバーを獲得してきても僕は戦うということだ。チームは、どんなドライバーでも連れてくることができる」
「フェルナンドでもセバスチャンでも、本当に欲しい人を連れてくるといい。僕は最初の年にフェルナンドを打ち負かしたから、それは僕にとって心配なことじゃない。僕は誰に対しても喜んで戦う。でも、チームにとって何がベストかと考えれば……それはおそらく最高のアイデアじゃないよ」
またハミルトンは、新たなドライバーを選ぶ前に、チームが彼と”彼の計画”について話し合いをすることが決まっていると明かした。
「一度彼らはドライバー候補者を5人に絞ってしまったけど、それがどういった厳選であるにしろ、契約上、彼らは僕と話し合わなければいけないことになっている。でも僕はそのリストに誰が入っているのかは話さないよ」
木曜日、メルセデスは1月3日までハミルトンの新たなチームメイトを公式発表することはないと表明している。
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | Federico Alonso , ルイス ハミルトン , ニコ ロズベルグ , セバスチャン ベッテル |
チーム | メルセデス |
執筆者 | Adam Cooper |