【F1】ハミルトン「”駆け引き”がないボッタスはベストなチームメイト」
ハミルトンは、新チームメイトのボッタスとの関係はすでにこれまででベストだと語り、それは”駆け引き”がないからだと説明した。
写真:: XPB Images
メルセデスのルイス・ハミルトンは、新しいチームメイトであるバルテリ・ボッタスとすでにこれまでの中でベストな関係性を築いており、それはボッタスが駆け引きをしない性格だからだと語った。
昨年のワールドチャンピオンに輝いたのはメルセデスのニコ・ロズベルグだったが、彼はシーズン終了後に突然引退を発表。ロズベルグの後任として、ウイリアムズから引き抜かれる形でボッタスがチャンピオンチームへと移籍した。
ハミルトンとロズベルグは過去4年間、メルセデスでチームメイトとして過ごした。最後の3年間は、メルセデスが圧倒的な強さを誇り、タイトル獲得をめぐってチームメイト同士で一騎打ちをしてきた。
ふたりは、カート時代やジュニアフォーミュラでF1を夢見ていた頃から仲が良かったが、タイトル争いをめぐるプレッシャーやコース上でのクラッシュで関係が悪化してしまった。
ハミルトンはF1公式サイト上でボッタスについて、次のように語った。
「これまでのところ、バルテリと仕事をしていて好ましいことは、全てがサーキットでやっていることに収まっていて、サーキットの外では何もないことだ」
「駆け引きはなく、完全な透明性がある。僕はそれが好きだ」
「僕はすでに彼と、今までのチームメイトたちよりも良い仕事上の関係を築いていると感じている」
「彼は、チームでの最初の1年でベストを尽くそうとしている。そしてチームに長く留まりたいと考えている。僕は必ず、彼が学べるように多くの情報を提供するつもりだ」
「だから、コースで僕たちは話をしている」
ボッタスはチームの移籍は”想像以上に大変なチャレンジ”だと認めているが、彼は新チームに溶け込めていると考えている。先週、ハミルトンもボッタスの考えを支持して次のように語った。
「彼のフィードバックはしっかししており、チームと良い働きをしている。彼はいとも簡単にチームと協調し、僕が知っている限り素晴らしい仕事をしている」
”敗北”によってやる気に満ちているハミルトン
2016年のタイトル争いでロズベルグに敗れたハミルトン。この4年間で初めてチームメイトにシーズン成績で敗れたことになる。
ハミルトンは3月26日に決勝が行われる開幕戦オーストラリアGPに向けて、目標を『全セッショントップ、ポールポジション、ファステストラップ……そして勝利』だとF1公式サイト上で語った。
彼は昨シーズンに4度目のチャンピオン獲得を逃したことで、2017年は良い成績を残すことをより強く決意したと付け加えた。
「僕は準備ができている。僕はこれまで以上に熱心に作業しており、やる気に溢れている。昨年も熱心に取り組んではいたが、望んでいたような結果は得られなかった」と彼は語った。
「だから僕は変化を望んだし、成功を収めるためにチームと僕はとても一生懸命取り組んでいる。確かかどうかはわからないけど、ルールが変わってもチャンピオンを維持したチームはこれまでなかったと僕は思う。それが僕たちの大きな目標なんだ」
Additional reporting by Filip Cleeren
【関連ニュース】
【F1】ハッキネン「メルセデスが印象的、フェラーリもなかなかだ」
【F1】ロズベルグ「好調なメルセデスを見ても、引退決断に後悔はない」
【F1】ボッタス「メルセデスに適応するのは、思っていたより大変」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments