【F1】ハミルトン、FIAの説明に不満。ベッテルは”後悔”を語る

シェア
コメント
【F1】ハミルトン、FIAの説明に不満。ベッテルは”後悔”を語る
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2017/07/07 3:17

アゼルバイジャンGPの”体当たり事件”について、当事者ふたりはオーストリアGP開幕前日に記者会見に出席。メディアの質問に答えた。

Kimi Raikkonen, Ferrari and Jean Todt, FIA President
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W08
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Sebastian Vettel, Ferrari
Sebastian Vettel, Ferrari
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1, alongside Kevin Magnussen, Haas F1 Team
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1
Sebastian Vettel, Ferrari
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1, Romain Grosjean, Haas F1 Team and Sebastian Vettel, Ferrari
Sebastian Vettel, Ferrari
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1, Kevin Magnussen, Haas F1 Team and Sebastian Vettel, Ferrari
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1
Sebastian Vettel, Ferrari

 メルセデスのルイス・ハミルトンは木曜日、アゼルバイジャンGPのセーフティカー中にフェラーリのセバスチャン・ベッテルが体当たりした事件について、ベッテルからの謝罪を受け入れた。しかし彼はまた、ベッテルが厳しく罰せられなかったことで、若い世代に対して悪いメッセージを発信してしまったと考えている。

 FIAは月曜日、「これ以上の罰則なし」とベッテルの事件についての”裁定”を下した。それによって自身の意見は変わったかどうか尋ねられたハミルトンは、次のように回答した。

「僕は(FIAの裁定によって)何かが変わったとは思わない。だから同じように、僕の意見も変わらない」

「恐れながら、ジャン(トッドFIA会長)は疑問に答えるために、我々の隣に座っているべきだと思う。なぜなら月曜日以降も、発信されてしまった”メッセージ”は何も変わっていない」

 レース後、ベッテルの行動は「無礼だ」と発言したことを、後悔しているかと尋ねられたハミルトンは、次のように答えた。

「レース後、特に冷静さを失っていたとは感じていない。もし動揺していたとするならば、それは別の理由によるものだった」

「特に取り消したいと思うようなことを言ったとは思わない。しかし、何が起きたのかについては、意見は変わっていない。でもそれは過ぎたことだし、僕らは前進し、それについて話もした。だから、これについてもっと何かを言おうとは思わない」

ベッテルは後悔

 ベッテルは、ハミルトンがブレーキテストを行ったという誤った認識に反応してしまったと説明した後、自身の行動を後悔する旨を語った。

「それは間違った動きだったし、間違った判断だった。彼と並走して、彼にタイヤをぶつけたのは、間違った動きだった」

 そうベッテルは語った。

「それがみなさんが聞きたいことだろう。しかし、それ以上言うことはない。その時、僕は驚いた。ルイスがブレーキをかけたように感じ、僕は彼に追突するのを止めることができなかった」

「声明でも明らかにしたように、彼に悪意があったとは思わないし、実際に僕に対してブレーキテストをしたとは今は思っていない。でも、当時の僕はそう思っていた」

「僕はびっくりしてしまった。それゆえ、僕は動揺し、過度に反応してしまった。その瞬間を誇りに思うことができるだろうか? いや、そんなことは決してない。それを取り消すことができるだろうか? いや、それもできない。それを後悔するだろうか? もちろんだ。しかし、そのことをこれ以上引きずる必要はないと思う」

「ハミルトンを傷つけるつもりはなかった」

 FIAには、ベッテルに対してより厳しい罰則を与えるべきだったという批判が相次いでいる。しかしベッテルは、これに対して反論している。

「僕はペナルティを受けた」

 そうベッテルは語った。

「ルイスがヘッドレストのトラブルを抱えたことによって、レースは僕のモノになる可能性があった。だからレース後、僕は全く満足できなかった」

「勝つことができたレースを、僕は4位で終えた。あえて何ポイント失ったのか、言う必要はないだろう」

「僕は彼にも言った。僕には、彼を傷つけるつもりはなかったと。ただ、過剰反応しただけなんだ」

「彼や彼のマシンを傷つけようとする意図は全くなかった。その時は非常に遅いスピードだったんだ。しかし、振り返ってみれば、それは間違ったことだった。危険だったし、不必要なことだった。それをしたことによって、僕にもたらされた利益は何もないんだ」

【関連ニュース】

 ベッテル「レースの後、ハミルトンに謝罪文を送っていた」

全責任を認め謝罪したベッテル、FIAによる追加制裁はなし

ベッテル”体当たり事件”に謝罪声明「ハミルトンに悪意はなかった」

ベッテルの”体当たり”事件の再調査についてのFIA声明全文

ホンダF1元副社長のサフナウアー、ホンダの浮上を確信

次の F1 ニュース
【F1】ベッテル「レースの後、ハミルトンに謝罪文を送っていた」

前の記事

【F1】ベッテル「レースの後、ハミルトンに謝罪文を送っていた」

次の記事

【F1】リカルド「言い訳しない。予選ではフェルスタッペンが速かった」

【F1】リカルド「言い訳しない。予選ではフェルスタッペンが速かった」
Load comments