【F1】ハミルトン「FP1は”時間の無駄”」灼熱の日中セッションに苦言
バーレーンGPはナイトレースであるため、ハミルトンは灼熱の環境で行われる日中のセッションを無駄だと考えている。








メルセデスのルイス・ハミルトンは、バーレーンGPの日中に行われるセッションに対して不満を抱いている。彼は灼熱の環境で行われるため”時間の無駄”であり、熱によってマシンに悪影響があると語った。
バーレーンGPは2004年からF1を開催しているが、2014年以降はナイトレースとして開催されている。フリー走行2回目(FP2)と予選、レース自体は日も暮れ始めた夕方の涼しい環境で行われるが、金曜日のFP1と土曜日のFP3は、まだ太陽が照りつける昼に行われる。
実際、14日に行われたFP1は気温37度、路面温度47度でスタートした。ハミルトンは、このような猛烈な暑さのセッションでは、タイヤがコンディションに適しておらず、何も学ぶことはないと語った。
「いつも不思議に思っているんだけど、どうしてこの時間にFP1をやるのかわからない。1日の中で最悪の時間帯だ。コース上は60度になるくらいとても暑くて、本当にセッションの無駄だ」とハミルトンは語った。
「コースに出ると、僕たちドライバーにとっては問題ではないけど、マシンにとってはとても難しい状況だし、タイヤにはとても厳しい」
「運転するのが恐ろしいよ。楽しくないし、タイヤが溶けていってグリップがなく、滑ってしまうんだ。チョコレートバーをコースに置いてちょっと待ったら、溶けてしまうだろう。あれと同じことがタイヤにも起きている」
ハースのケビン・マグヌッセンもハミルトンの意見に同意し、気象条件の違いが大きいため、FP1から学ぶことは多くないと述べた。
「FP2からは多くのことを学んだ。なぜならFP1はかなり暑かったし、予選やレースは暗くなってから行われるのだから」とマグヌッセンはコメントした。
「非常に暑かったので、タイヤはうまく機能しない。ブレーキやエンジン、ギヤボックスや何もかもがオーバーヒートするため、1ラップしたらクールダウンしなければならず、多くの周回をこなすのも難しい」
Additional reporting by Khodr Rawi
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | バーレーンGP |
ロケーション | バーレーン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | ケビン マグヌッセン , ルイス ハミルトン |
チーム | ハースF1チーム , メルセデス |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |