【F1:ハロにまつわる疑問5】取り外す必要が生じた時には?

来季からF1に投入されることが決まったハロ。それにまつわる6つの疑問を、順番に検証していく。その5回目は「取り外す必要が生じた場合」

 2018年から、F1マシンにはコクピット保護デバイス”ハロ”を装着することが義務付けられることになっている。このハロについては、導入に向けて肯定的な意見と、否定的な意見がある。

 FIAはテストの結果、事故が発生した後、ハロを取り外す必要があるケースは存在しないと判断した。にもかかわらず、その可能性はゼロではないことを認めている。

「ハロを取り除く必要があるシナリオを見つけることができなかった」

 FIAのセーフティ・ディレクターであるローレン・メキーズはそう語る。

「しかしそれで十分なのだろうか? ハロがドライバーの頭上で変形し、ハロを取り外す必要が生じることは絶対にないだろうか?」

「もしそういうことが起きたら、我々はまず、ハロをマシンに取り付けたことを満足するだろう。なぜなら、何かがハロを変形させたのなら、もしそれが無かったら大変なことが起きていたはずだと想像できるからだ」

「我々は、ハロを切断するための多くの道具や機器を調査した。そして、メディカルカーに積載することができるほど小さいモノを用意することができた。だから、すぐにハロを切り取ることができるだろう」

 テストによれば、フロントピラーを切断するのに2秒、左右の接続部を切るのにそれぞれ5秒要することが分かっている。

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース