【F1】ハースが昨年苦しんだブレーキ問題、新車でも解決に至らず

ハースは昨年苦しんだブレーキの問題を完全には解決できておらず、バルセロナ合同テストでもトラブルに見舞われたと認めた。

 ハースF1チームは参戦初年度だった昨シーズン、ブレーキ関連のトラブルに何度も見舞われてしまった。しかしニューマシンVF-17でも、この問題を完全には解決できていないという。

 2月27日から行われたバルセロナ合同テストで、ハースのマシンは力強いラップタイムを記録。最高の形でシーズンをスタートさせた。

 しかしトラブルフリーというわけにはいかず、ブレーキに関する問題が、チームにとって最大の頭痛のタネとなっている。

 特に、チームはブレンボ製のブレーキディスクとパッドから一貫したパフォーマンスを引き出せておらず、それがドライバーの自信にも影響を与えてしまっているようだ。

 ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは次のように語った。

「我々は、ブレーキの問題を完全には解決できていない。最大の問題はブレーキのパフォーマンスが不安定なことだ」

「ドライバーがブレーキに満足し、何の問題もないこともあるし、満足しない(ブレーキパーツの)セットもある。それでは、我々は多くの時間を失ってしまう」

「パーツを交換する時間だけではなく、ドライバーの自信も失われてしまう。パーツを交換しても、ブレーキに再び自信が持てるような状態になる必要があるからだ」

「テスト2日目は良いブレーキ(セット)だったし今日も良かったが、昨日(テスト3日目)は問題のあるセットだった」

 実際、テスト3日目のハースはロマン・グロージャンが走行を担当。合計59周走行し、この日の8番手タイムを残しているものの、午前中はガレージにいる時間が長かった。

ブレーキサプライヤーのスイッチも検討か?

 昨年、何度もブレーキ問題に見舞われていたチームは、ブラジルGPでブレンボに替えてカーボンインダストリー(CI)製のブレーキを試していた。

 シュタイナーは、完全に満足できるようなブレーキシステムを模索し続けるため、今年もCI製のパーツをテストすると語った。

「我々は、CI製のパーツが一貫性を発揮するかどうか知るのに、十分なテストを行えていない」と彼は語った。

「昨年テストを行ったが、結論には至らなかった」

「今年もそれらをテストする必要がある。我々はCIと契約するのがシーズンの遅い時期だったし、ブレーキディスクが厚くなる今季に向けて新しいブレーキを開発しなければならなかった。だからまだそれをテストできていない」

「我々はそれらをテストする。いつ、どのレースで行うのかは正確にはわからない」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 Barcelona pre-season testing I
サーキット サーキット・デ・カタルニア
チーム ハースF1チーム
記事タイプ 速報ニュース
タグ gunther steiner