【F1】ハース、ドライバー間で使用するブレーキを分けることを決断
ハースのロマン・グロージャンは、今週末のイギリスGPでカーボン・インダストリー製のブレーキを使用するという。






ハースのロマン・グロージャンは、イギリスGPの決勝でカーボン・インダストリー(CI)製のブレーキを使用するようだ。チームメイトのケビン・マグヌッセンは、引き続きブレンボ製のブレーキを使用するため、ドライバー間で判断が分かれることになった。
グロージャンは昨シーズンから定期的に、ブレンボ製のブレーキについて不満を訴えてきた。
ブレンボはアップグレードされたブレーキを提供し問題解決に努めてきたが、同時にチーム側はCI製のブレーキをテストしてきていた。
昨年のブラジルや、今年のバーレーンでのインシーズンテストでCI製ブレーキを試した後、満を持してロシアGPの初日にこれを投入したが、ブレーキディスクの冷却に問題を抱え、以後はブレンボ製に戻していた。
ハースは、イギリスGPのフリー走行2回目で再び、CI製のブレーキを搭載して走行。ブレンボ製のブレーキを使ったフリー走行1回目との比較テストを行ったグロージャンは、新しいブレーキに満足していると公言した。
「良い感じだ」と彼は語った。
「1日の途中でブレーキを交換するのは簡単ではない。だけど僕たちはそれをやり、結果はポジティブだった」
金曜日の夜に議論をした結果、グロージャンとチームはフリー走行3回目に向けて、CI製ブレーキをマシンに搭載することを決定した。
土曜日、1時間のセッションでフィーリングが良いことを確認し、彼はそのまま予選とレースにもCI製ブレーキで臨むことにしたようだ。
一方でチームメイトのマグヌッセンは金曜日、CI製のブレーキを評価するのに十分な時間があったと感じなかったため、以降の週末をブレンボ製のブレーキを使用することに決めた。
【関連ニュース】
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | イギリスGP |
ロケーション | シルバーストン |
ドライバー | ロマン グロージャン |
チーム | ハースF1チーム |
執筆者 | Lawrence Barretto |
【F1】ハース、ドライバー間で使用するブレーキを分けることを決断
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