【F1】ハースが過ごした”過酷”な金曜日。「負の連鎖にハマって惨め」

ハース代表のギュンター・シュタイナーは、ハンガリーGPの初日はこれまで経験した中で最も”過酷”だったと語った。

 ハンガリーGP初日は、ハースF1チームにとって最悪の日となった。ケビン・マグヌッセンの代わりにフリー走行1回目(FP1)を担当したアントニオ・ジョビナッツィが早々にクラッシュ。マグヌッセンはFP2の残り20分を切るまで走行ができなかった。ロマン・グロージャンは、マシンのバランスに苦しんだ。

 ハースF1チームの代表であるギュンター・シュタイナーは、金曜日の走行について「ハースF1にとって、これまでの中で最も難しい日だった。昨年を含めてもね」と語った。

「今までで一番だ。これほど苦しんだことはかつてない」

「バランスはめちゃくちゃで、走れるマシンが1台しかなかったのでデータも得られなかった。2台目のマシンは壊れていたからね。そこから、負の連鎖が始まってしまった」

「あらゆる面で悲惨なものだったよ。やることなすことすべてが、ひどい結果だった。それ以上のことは言いたくない」

 シュタイナーは、グロージャンの苦戦ぶりはジョビナッツィのクラッシュの原因を追求する時間がないほどひどかったと語った。ジョビナッツィはフェラーリでシミュレーターに乗るため、イタリア・マラネロに発ったため、彼とあまり話す時間もなかったという。

「ただただバランスがなかった」

 そう、グロージャンの苦難の一日を振り返ったシュタイナーは語った。

「今日もまたバランスが悪かった。フロントのグリップがないところから始まり、それがリヤに移っていくんだ。今日は本当に過酷だった。耐え難いし、惨めな一日だ」

「我々は非常に難しい状況にいるし、見て分かる通り後退している。我々がスーパーソフトタイヤで予選シミュレーションをやろうとするころには、皆が燃料をたくさん積んでの走行に移っており、トラフィックに邪魔されてしまった。負の連鎖だ。我々は明日に向けて、なんとかそこから脱出できるようにやってみる」

グロージャン、再びブレンボ製ブレーキにスイッチ

 バランスの問題と同様、グロージャンは再びブレーキにも苦労していた。その結果、彼は再びブレンボ製のブレーキを使用することにしたようだ。

 シルバーストンで使用したカーボンインダストリー(CI)製のブレーキで良い進歩を遂げていたように見えただけに、シュタイナーは再びブレーキが問題になったことに特に困惑しているようだ。

「シルバーストンでは満足できていただけに、困惑している。確かに、シルバーストンはブレーキングが厳しいサーキットではないが……」とシュタイナーは述べた。

「我々が遭遇したトラブルのせいで、ブレーキを仕上げる時間が今はない。だから、『ブレンボに戻して、CI製のブレーキのことは忘れよう』と言うしかない。我々は合理的になり、今朝自分たち自身が掘った”墓穴”から、脱出する必要がある」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ハンガリーGP
サーキット ハンガロリンク
ドライバー アントニオ ジョビナッツィ , ケビン マグヌッセン , ロマン グロージャン
チーム ハースF1チーム
記事タイプ 速報ニュース