【F1】バンドーン、トラブルでPU交換へ。ペナルティは避けられず
執筆: Ben Anderson
バンドーンは、ロシアGPのフリー走行1回目でまたしても信頼性トラブルに見舞われたため、PUを交換。グリッドペナルティは避けられないようだ。

マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、ロシアGPフリー走行1回目の終盤に、またしてもパワーユニット(PU)にトラブルが発生。これによりPUの交換を強いられることになり、第4戦で早くもグリッドペナルティを受けることになってしまうようだ。
バーレーンでホンダ製PUに問題が続発したことを受けて、ホンダはロシアGPに対策済みのMGU-Hを持ち込み、バンドーンとフェルナンド・アロンソのマシンにコンポーネントが投入されていた。
ところが、フリー走行1回目終盤に、バンドーンのマシンのMGU-Hに問題が発生。交換を強いられることになってしまった。ターボとMGU-Hを交換するには、十分な時間がないために、ホンダはバンドーンのマシンのPU全体を交換することにした。
新しいエンジンには、バーレーンで行われたテストの際にバンドーンが81周を走行した、ホンダがバーレーンGP後に対策を施したものと同じ仕様のMGU-Hが搭載される。
PU交換により、バンドーンはターボとMGU-Hの5基目を使用することに。年間を通して、ドライバーひとりが使用できる各コンポーネントは4基に限られているため、4戦目にして早くも、バンドーンはグリッドペナルティを受けることになってしまう。
日曜日のレースに向けては、15グリッド降格のペナルティを受ける見込みだ。
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | ロシアGP |
ロケーション | ソチ・アウトドローモ |
ドライバー | ストフェル バンドーン |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Ben Anderson |
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