【F1】バンドーン、才能の証明はまだ先。「開幕戦完走が大きな成果」

今年F1デビューを果たしたバンドーンは、マクラーレン・ホンダのマシンに競争力がない限り、自身の能力を示すことは難しいと語った。

 今年、マクラーレン・ホンダからF1フル参戦デビューを果たしたストフェル・バンドーンだが、チームのマシンはプレシーズンテストから多くの問題を抱えた上、現時点では競争力もないため、自身のドライバーとしての能力を示すことは難しいと認めた。

 2015年にGP2のチャンピオンに輝いた彼は、2016年はスーパーフォーミュラに参戦。同時にマクラーレン・ホンダに帯同し、昨年の開幕戦オーストラリアGPでフェルナンド・アロンソが負傷した際には、彼の代役として第2戦バーレーンGPでF1初出走を果たし、チームにシーズン初ポイントをもたらした。

 2017年に晴れてF1のレギュラードライバーとなった彼だが、プレシーズンテストからホンダ製パワーユニットに信頼性の問題が続発し、開幕戦もトラブル続き。燃圧低下の問題に見舞われ予選18番手に沈むと、決勝は完走最下位の13位で終えた。

 現時点で、自身のスキルを示すのがどれほど難しいことかと訊かれたバンドーンは、次のように答えている。

「パッケージがきちんと機能していない時には、間違いなくそれは難しい」

「僕たちがさらに前のグリッドにつくためには、チームからの大きな後押しが必要だ。だけど、僕たちはバルセロナ(でのプレシーズンテスト)の時点ですでにそれを認識していた」

「僕の立場からできることはチームと努力し、あらゆるポジションで戦い続けることだ。僕はエンジニアとベストを尽くし、今持っているパッケージから最大限のパフォーマンスを引き出す必要がある」

「僕はだいたい、マシンから最大限のパフォーマンスを引き出せたと思う」

 開幕戦でマクラーレンに起きた不幸のうち大部分はバンドーンの身に降りかかった。電気系の問題でマシンに関する情報がステアリングに表示されなくなり、マシンのリセットのためにピットで時間を失うなどのトラブルに見舞われたものの、完走することはできた。

 一方で、チームメイトのアロンソは今回のレースを”人生で最高のレース”と評し、ポイント獲得圏内でレースを進めていたものの、結局リタイアしている。このリタイアは、フロアがダメージを受けたことが原因だと考えられている。

 バンドーンは、悲惨なプレシーズンテストを過ごした後、開幕戦でチームが見せたパフォーマンスは驚きだったと語った。

「困難のレースだったが、それはここに来る前にみんなが知っていたことだ」とバンドーンは語った。

「僕たちは、問題を抱えながらも1台が完走したんだ」

「フェルナンドも、ほぼ完走したようなものだ。バルセロナの後、僕たちはこうなるとは本当に予想していなかった」

「僕にとっては簡単なことじゃなかった。僕はステアリングホイールの前で本当に忙しくしていたんだ。多くのスイッチを管理して、マシンをゴールまで持って行こうとしていた」

「いくつかの電子装置を失い、ダッシュボードの表示も消えてしまったので、何が起きているのかわからなかった」

「マシンをリセットするため、だいぶ早い段階でピットストップをした。レースを終えられたことがすでに、最初の大きな成果だ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストラリアGP
サーキット Melbourne Grand Prix Circuit
ドライバー ストフェル バンドーン
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース