【F1】バンドーン「1周ごとにマシンの特性と扱い方を学んだ」

4日間にわたるバルセロナ合同テストを終えたマクラーレン・ホンダ。前半2日はトラブルが多発したが、後半は問題なく、周回数を重ねた。

 マクラーレン・ホンダは、バルセロナ合同テストの前半2日はトラブルに見舞われ、走行距離を稼ぐことができなかった。しかし、後半の2日はトラブルも発生せず、順調に走行を重ねた。

 今季からチームのレギュラードライバーに”昇格”したストフェル・バンドーンは、最終日の走行を担当。「有益な1日だった」とコメントしている。

「大きな問題に見舞われることなく、マシンを1日中走らせることができた。そして、貴重な走行距離を手に入れ、プログラムを完了することができたんだ。それについては本当に満足している。僕らは色々なことを試し、様々なセットアップに取り組んだ。そして1周ごとにマシンの扱い方と特性について学ぶことができた」

「今週は難しいスタートを切ったが、この4日間の努力に対し、チームに感謝したいと思う。(後半の2日間は)しっかりと走行し、進歩を成し遂げることができた」

「この勢いを持続させ、次のテストを強力なモノにしたいね」

 マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、「チームスタッフの努力に敬意を表する」とコメントした。

「テストの序盤は、確かに厳しかった。しかしそこから挽回させてくれたマクラーレン・ホンダ全員の努力に、敬意を表したいと思う。必要とされる走行距離を走り、来週のテストのための準備をすることができた」

「大量のデータを集めることができた。我々のエンジニアは忙しく働き、その処理と分析を行っている。これにより、次のテストのプログラムを作り上げ、そして我々の発展と前進に寄与するだろう」

「この週末に学んだ全てを振り返り、火曜日(3月7日)にコースに戻る。そしてもっと走行距離を稼ぐことで、我々は前進することができるはずだ」

 ホンダのF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介は、「後半の2日間は予定通りの作業を完了した」と説明する。

「昨日(3日目)も生産的な1日を過ごすことができたが、今日も大きな問題なくテストプログラムを完了することができた。主な目的は、パワーユニットの耐久性を試すことだった」

「後半の2日間は、予定通りに全ての作業を完了することができた。2日目にトラブルを起こしたパワーユニットは、その原因を調査するため、日本のHRD Sakura(さくら研究所)でエンジニアたちが懸命に働いている」

「マクラーレン・ホンダは懸命に働き、クルマとパワーユニットを理解するために、非常に重要なデータを収集することができた。我々は現在、次のテストに向けた準備を行っている。そして、メルボルンでの開幕戦のために、貴重なデータを引き続き収集したいと考えている」

 なおテスト最終日は人工的にウエットコンディションが作り出された状態で走行が行われた。これについてバンドーンは、次のように評価した。

「新しいレギュレーションになった新しいタイヤで、ウエットセットアップを試す初めての機会だった。マシンはとても快適だったよ。そして様々な路面でクルマがどのように反応するか、貴重なデータを得ることができたんだ」

 またブーリエも、次のように振り返る。

「2017年のタイヤ、そして我々のマシンの長所と短所について、多くを学ぶことができた。ウエットの路面ではリスクを軽減させることも重要だったが、乾いていく路面に対して様々なセッティングを試した。そして、シーズンに向けた有益な情報を収集することができた」

 次のテストが、シーズン開幕前最後のテストとなる。場所は同じくバルセロナ、カタルニア・サーキット。3月7日から4日間の日程で行われる。

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー フェルナンド アロンソ , ストフェル バンドーン
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース