【F1】バーニー・エクレストン、F1のCEOを退任。本人が認める
バーニー・エクレストンがF1のCEOとしての地位を失い、リバティ・メディアのチェイス・キャリーがその役割を担うことが分かった。







長年にわたってF1の商業面を率いてきたバーニー・エクレストンはその役目を終え、「名誉代表」の役割をオファーされたことが分かった。しかし彼は、その役割をまだ正確には理解していないという。
この変更は、ロス・ブラウンと元ESPNのショーン・ブラッチズのF1グループへの参加と共に、火曜日にも発表されるとみられる。
「私は今日、職を追われた」
そうエクレストンは語った。
「私はただ離れるだけだ。それは公式の決定だよ。私は、もはやこの会社のリーダーではない。私のポジションは、チェイス・キャリーが担当することになった」
「私の新しいポジションは、アメリカの称号だよ。名誉大統領のようなものだね。私はそれが何を意味するのか分かっていないが、とにかく今、そのタイトルを持っている」
将来について聞かれたエクレストンは、次のように答えた。
「オフィスでの日々は、今よりも静かなモノになるだろう。多分、いつかグランプリを訪れることにはなるだろう」
「私はまだ、F1に多くの友人がいる。そして、レースに行くのに十分なお金がある」
エクレストンはまた、FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)に席を置くことを期待していないと語る。
「そうは思わないね」
「まず、ジャン・トッドと話をしなければならないだろう」
これまでF1のオーナーの主要株主だったCVCのドナルド・マッケンジーは、エクレストンに実践的な役割を担わせ続けることに熱心だった。しかし、この役目はF1新オーナーのリバティ・メディアによって却下された。
リバティ・メディアは、まもなくF1の買収を完了するものとみられる。
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シリーズ | F1 |
執筆者 | Adam Cooper |