【F1】バーレーンテスト:ハミルトン首位。マクラーレン走行17周のみ

バーレーンで行われたインシーズンテスト初日、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。

 第3戦バーレーンGPが行われた後の18日(火曜)、F1チームは当地に残り、2日間のインシーズンテストが開始された。初日のトップタイムをマークしたのは、メルセデスのルイス・ハミルトンだった。

 ハミルトンは、セッション開始わずか15分後、トラブルでコース上に停止し赤旗掲示の原因となってしまった。ピットにマシンが戻されたが、このトラブルの原因は電気的な接続不良だったことがわかり、ハミルトンは再び走行を開始した。

 メルセデスは、2017年仕様のピレリタイヤの理解を深めるためにこのテストを利用している。ライバルであるフェラーリよりもタイヤの扱いに苦しみ、3戦中2戦で勝利を逃しているメルセデスは、ハミルトンにロングランやショートランなど色々な走行プログラムを行った。

 最終的にハミルトンはセッション最後の1時間に、ソフトタイヤで1分31秒358をマーク。フェラーリのテストドライバーとしてフェラーリSF70Hのステアリングを握ったアントニオ・ジョビナッツィよりも0.626秒速いタイムで、この日のトップタイムとなった。

 一方のフェラーリは、チャンピオンシップをリードしているセバスチャン・ベッテルが”2018年”仕様のピレリタイヤテストプログラムに集中していた。このテストプログラムでは、新たに開発パーツを付けて走行することは許されていないため、テストドライバーのジョビナッツィが、主に開発作業を担当した。

 しかしながら、午後にエンジンに問題が発生しベッテルの走行は制限されてしまった。ピレリはのちに他チームから合意を得て、現地時間午後9時までプライベートテストを延長した。

 午前中に空力の評価を行いトップタイムをマークしていたレッドブルのダニエル・リカルドは、午後はタイヤに関する作業に集中し全体3番手。しかし彼のパワーユニットにも問題が発生しターン1でマシンを止めた。翌日はピエール・ガスリーが走行を行うため、夜を徹してパワーユニットの交換作業が行われた。

 トロロッソはインドネシア人のルーキー、ショーン・ゲラエルを起用。しかし、彼のマシンにも午前中に電気系のトラブルが発生し、マシンを止めている。午後に走行復帰することができた彼は、燃料を使い切るというテストを行い別の赤旗の原因となった。

 セッション4番手だったハースのロマン・グロージャンは、カーボン・インダストリー製のブレーキを評価することに集中しており、ハースは現在使用しているブレンボから、サプライヤーを切り替えるかどうか検討している。

 グロージャンの後ろには、ウイリアムズのフェリペ・マッサ、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが続いた。

 マクラーレン・ホンダは最悪の週末となったグランプリウィークに続き、またしてもトラブルを抱えてしまった。マクラーレンの開発ドライバーであるオリバー・ターベイは、午前中にインストレーションラップを2回行ったが、ホンダのパワーユニットのERSから水漏れしていることがわかった。これにより、パワーユニットの交換を強いられた。

 ガレージで長い時間を過ごしていたターベイだが、午後のセッション最後の1時間でコースに戻ることができ、なんとか合計17周を走行した。

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バーレーンテスト初日 タイム結果

Pos.DriverTeamTimeGapLaps
1  Lewis Hamilton Mercedes 1m31.358s   97
2  Antonio Giovinazzi Ferrari 1m31.984s 0.626s 93
3  Daniel Ricciardo Red Bull 1m32.349s 0.991s 45
4  Romain Grosjean Haas 1m33.452s 1.094s 87
5  Felipe Massa Williams 1m32.509s 1.151s 56
6  Nico Hulkenberg Renault 1m33.624s 2.266s 74
7  Lance Stroll Williams 1m33.729s 2.371s 35
8  Sean Gelael Toro Rosso 1m33.885s 2.527s 78
9  Sebastian Vettel Ferrari 1m33.894s 2.536s 89
10  Alfonso Celis Jr Force India 1m33.939s 2.581s 70
11  Marcus Ericsson Sauber 1m34.550s 3.192s 106
12  Oliver Turvey McLaren 1m35.011s 3.653s 17
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この記事について
シリーズ F1
イベント名 Bahrain April testing
サーキット バーレーン・インターナショナル・サーキット
記事タイプ テストレポート