【F1】ヒュルケンベルグ「2010年にポールを獲った時並みに完璧だった」
バーレーンGP予選で7番手を獲得したヒュルケンベルグは、自身がポールを獲得した2010年ブラジルGPの時のような会心のアタックだったと語った。











ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、バーレーンGPの予選でメルセデスやフェラーリ、レッドブルといった”ビッグ3”に次ぐ7番手を獲得した。このアタックは、自身がポールポジションを獲得した、2010年のブラジルGP並みの会心のラップだったとヒュルケンベルグは語った。
前戦中国GPに続いて、ヒュルケンベルグは7番グリッドをルノーにもたらした。ポールポジションを獲得したメルセデスのバルテリ・ボッタスから約1秒遅れ、同じルノー製パワーユニットを搭載するレッドブルのダニエル・リカルドからは0.3秒以内という好タイムだった。
ヒュルケンベルグは、F1デビューイヤーのブラジルGPでポールポジションを獲得(当時ウイリアムズ)した時と同じくらい、今回の予選ラップが良かったと語った。
「真剣に、2010年のブラジルと同じくらい、僕のキャリアで最高の予選ラップだった」と彼はコメント。
「特にここ(バーレーン)では、すべてを完璧にまとめるのに苦労していた」
「だけど今日はスムースだった。美しく、素晴らしいラップだった」
ヒュルケンベルグは今シーズンまだポイントを獲得していないが、ルノーのマシンが持つ、1周のアタックにおける速さには驚いていないと述べた。
「いや、冬のテストの時からそれは感じていたんだ」と彼は語った。
「バルセロナでは、普通の状況で1分20秒以下のラップタイムを記録できていた。マシンを軽くしていたわけではない」
「最初から、その点ではマシンは良かったんだ。僕たちはまだマシンについて学んでいる途中だ。マシンをさらに理解するために、異なるセットアップを試していく」
ヒュルケンベルグは、決勝のレースがマシンにとって本当の試練になると認めた。ルノーは、中国GPで有望な予選でのペースを維持するのに苦労していたのだ。
「昨日の時点ですでに、マシンの1ラップのペースが良いことはわかっていたと思う。ここは本来の位置なんだ」とヒュルケンベルグは語った。
「おそらく、それが僕たちの強みだ。それはすごく良いことだし、ボジティブだ」
「ロングランのペースは、明日わかるだろう。上海では少し苦しんでいたが、昨日のロングランは良かった。上海から、僕たちはその改善に取り組んでいて、いくつかの変更を行った。だから、明日は良くなっていることを期待する」
「(決勝は)良いテストになるし、成果が良く分かる」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | バーレーンGP |
ロケーション | バーレーン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | ニコ ヒュルケンベルグ |
チーム | ルノーF1チーム |
執筆者 | Pablo Elizalde |