




22日、ピレリは2017年のオーストラリアGPと中国GPに持ち込むタイヤの組み合わせを発表した。
タイヤサイズが変更されて最初のグランプリとなるオーストラリアGPには、ソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトという最も柔らかい組み合わせが持ち込まれる。このうちソフトとスーパーソフトが決勝での使用義務があるタイヤに、予選Q3用の最も柔らかいタイヤにはウルトラソフトが指定される。
第2戦中国GPには、ミディアム、ソフト、スーパーソフトという1段階硬い組み合わせが持ち込まれ、ミディアムとソフトが決勝での使用義務タイヤに、スーパーソフトが予選Q3用の最も柔らかいタイヤに指定された。
なお、サイズの変更(フロント305/670-13、リヤ405/670-13)が行われるのと共に、タイヤ使用に関してもレギュレーションが変更されることになっている。
2016年シーズンまでは、予選Q3に進出したドライバーに追加のQ3用タイヤ1セットが提供されていた。しかし2017年からは、各ドライバーがQ3用に最も柔らかいタイヤ1セットを残しておく必要があり、Q3に進出したドライバーはセッション終了後にこのセットをピレリに返却することになる。一方、Q3に進出できなかったドライバーは、この”最も柔らかいセット”を決勝レースで使うことができることになる。
2017年シーズンも合計13セットを1イベントで使用できるが、決勝用の義務2セット、予選Q3用1セット以外の10セットは、各ドライバーが自由に選択できる。ただ、サイズが大きく変わるということもあり、最初の5レースには全ドライバーが同じ組み合わせ数のタイヤを持ち込むよう、FIA世界モータースポーツ評議会で定められている。
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | オーストラリアGP |
ロケーション | アルバートパーク・サーキット |
執筆者 | Pablo Elizalde |
【F1】ピレリ、2017年開幕2レースのタイヤ選択を発表
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