
これまでF1ではチームやドライバーが走行中の動画を撮影し、公開することが許可されてこなかったが、合同テストでは一時的に動画の撮影と公開が許可されていた。この規制緩和が、オーストラリアGPでも引き続き適用されることになった。
バルセロナで行われていた合同テストでは、チームやドライバーに対して初めて、ショートムービーを撮影し公開することが許可された。またこれは、ファンにも好評な取り組みだったということも判明した。
バーニー・エクレストンがF1のCEOを務めていた時代は、テストでの動画撮影は許されておらず、テストセッションはレースの週末と同様に扱われていた。動画の撮影に関しては、F1のテレビ放映権を管轄するフォーミュラ・ワン・マネージメント(FOM)が権利を持っていた。
しかし先週FOMは、”手のひらサイズ”のデバイスを用いるなど一定の制限の下で、このSNSの規制緩和をオーストラリアGPでも適用することを各チームに通達した。
またテレビ放送とのバッティングを避けるため、セッション開始前にこの動画撮影を終えなければならず、チームは走行中の撮影を行うことができなくなる。またコンテンツの権利はFOMが所持することになる。
すでにレッドブルやウイリアムズ、メルセデスなどは、木曜日にコンテンツを発表しており、この規制緩和を享受している。
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シリーズ | F1 |
執筆者 | Adam Cooper |
【F1】ファンにも好評のSNS規制緩和、オーストラリアGPでも適用へ
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