【F1】フェラーリ代表「ベッテル優遇の話を聞いて笑ってしまった」

フェラーリのアリバベーネ代表は、ベッテルを優遇しているという憶測について「現実味がない」と否定した。

 フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネは、フェラーリがベッテルを優遇しているという周囲の考えを否定し、チームはコンストラクターズタイトルを獲得したいと考えていると語った。

 前戦モナコGPでは、ベッテルとライコネンは優勝争いをしていた。ポールポジションを獲得していたライコネンは、ピットストップまではレースをリードしていたものの、ピットストップを遅らせたベッテルがライコネンを逆転し、そのまま優勝した。

 ベッテルは、モナコGPまでの5レースでライコネンの倍以上のポイントを獲得してドライバーズランキングのトップに立っていた。そしてモナコGPでの優勝により、チャンピオンシップを争う上でライバルとなるルイス・ハミルトン(メルセデス)に大きな差をつけた。

 しかしフェラーリのチーム代表を務めるアリバベーネは、フェラーリにおいてベッテルはナンバー1ドライバーではないと主張し、チームの最優先事項はコンストラクターズランキングの順位だという。

「モナコの後、そういう記事を読んだし、ナンバー1とかナンバー2ということに関する憶測も聞いた。常に話していることだが、コンストラクターズのチャンピオンシップを獲得するためにベストを尽くして戦うことを期待している、というのが今の状況だ」

「コンストラクターズ選手権で良い結果を出したければ、ふたりのドライバーが必要であるし、今のフェラーリにはこれまで以上に良い状況だ。勝った者だけがトロフィーを獲得できる。そしてドライバーのトロフィーはもちろん、ドライバーの手元に届く」

 厳しいモナコGPの週末を過ごし、ベッテルに25ポイント差をつけられてしまったハミルトンは、フェラーリは"明らかに"一方のドライバーを優遇していると主張しているが、ベッテルとライコネンはその考えを否定している。

 アリバベーネは、フェラーリの両ドライバーがチームの方針をきちんと認識していると語った。

「シーズン初めから明確にしてきた。チャンピオンシップにおいて、チームの獲得ポイントの状況が悪くならない限り、チームオーダーは出さないだろう」

「とても、とても明らかなことだ。ドライバーたちは全てのことをわかっているし、それらを受け入れている。モナコで起きたことについては……そういう話を聞いて、笑ってしまった。現実味がない」

「我々はコンストラクターズのチャンピオンシップを見据えているが、ドライバーズドライバーズチャンピオンシップにおいては、ひとつの方向へ向かってしまったり、またそうでないことが起きない限りは、彼らに自由に争わせる」

Additional reporting by Jonathan Noble

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー キミ ライコネン , セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース