【F1】フェルスタッペン「ルノーのトラブルは”処理済み”」と断言
レッドブルのフェルスタッペンは、ルノーのパワーユニットのトラブルに見舞われたが、すでに問題は”処理済み”だと楽観視している。







レッドブルのマックス・フェルスタッペンはF1バルセロナ合同テストの水曜日、セッション終了間際のレースシミュレーションを行っている最中にトラブルに見舞われ、コース上にマシンを止めた。
ルノー製パワーユニットの信頼性については、この冬の大きな懸念事項となっている。この問題はレッドブルのみならず、ワークスチームであるルノー、そしてレッドブルの姉妹チームであるトロロッソも影響を受けた。
フェルスタッペンは走行終了後、この日起きたトラブルはMGU-Kの問題だった可能性を指摘。問題を解決できるとルノーを支持した。
「レースの距離には2周足りなかった。でもたくさんのデータを取ることができた」
そうフェルスタッペンは語る。
「残念ながら、僕らは止まらなければならなかった。今朝、マシンを止めたのと同じような問題でね。しかし、僕らは自信を持っている。ルノーはメルボルンに向けてそれを変更する予定なので、大丈夫だと思う」
「それらは今ではすでに処理済みだ。将来に向けた解決策も用意されている」
コースサイドにマシンを止めたフェルスタッペンだが、レースシミュレーションは「非常にポジティブ」な印象だという。
「良いロングランだった。頑張ってはいるんだけど、ちょっと退屈なくらいかな」
「すべてが良いように感じた。デグラデーションは少しあったけど、スムーズだったと思う」
RB13がレースに勝利するのに十分なパフォーマンスを持っているのかと聞かれたフェルスタッペンは、次のように語った。
「良かったことは、誰もポケットに2秒を隠し持っていないということだ。まぁそのうち分かるよ」
「それを語るのは難しいね。なぜなら、他の人たちがどのくらいの燃料を積んでいたのか分からないし、クルマはまだ新車だからセットアップの変更をたくさん行っている……突然正しいモノを見つけるかもしれない」
「セッティングの面では、現時点ですべてのことを試したわけじゃない。しかしこれまでのところ、すべてがかなりうまく行っている」
Additional reporting by Erwin Jaeggi
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | マックス フェルスタッペン |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |