フェルスタッペンは、レッドブルはシルバーストン全域でタイムを失っており、速さが足りないと話した。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、予選ではサーキット全体でタイムを失っており、十分な速さが足りなかったと語った。
フェルスタッペンは、チームメイトのダニエル・リカルドとは対照的に、予選でトラブルに見舞われることもなかった。しかしQ3では、ポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)から1.5秒遅れの5番手だった。
レッドブルはどこでタイムを失っているのかと尋ねると、フェルスタッペンはこう答えた。
「明らかに、どこでもそうだった。僕たちには十分な速さがなかった。もっと安定したバランスも欲しかったし、グリップもそうだ。これではトップに上り詰めることはできない」
またリカルドはギヤボックスを交換したので、5グリッドペナルティが決まった状態で予選に臨んだ。彼はQ1の序盤に最速タイムをマークしたが、ターボのトラブルで最下位となってしまった。
フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)も30グリッドペナルティを受けるため、リカルドは19番手からのスタートとなるが、レッドブルはペナルティが重くなるようなさらなる変更を施すことを考えていた、とリカルドは話した。リカルドはすでに4基目のMGU-Hを使用しているため、今後もペナルティを受ける可能性が高い。
さらなるペナルティを受けるつもりだったのかと尋ねられたリカルドは、次のように話した。
「僕たちは19番手か20番手からスタートすることがすでに決まっていたので、チームはそのことも考えていた」
「もっとペナルティを受けていくつか新しいパーツを使うかどうかは、考えているところだ」
ルノーはまだリカルドのトラブルの原因を確認していないが、リカルド自身はターボに関係したトラブルではないかと考えている。
「ターボに関連したものなんじゃないかと僕は考えている。最初に聞こえたノイズは、健全なものには思えなかった」
「エンジンがどうなっていたかはわからないけど、ターボの音がよくなかったことはわかっている」
「本当に変なノイズがし始めて、パワーを失っていった。エンジンのセーフティーモードの点からも、すべてのスイッチを切った」
しかしリカルドは、ペナルティを受けることは、レッドブルが苦労している週末において、それほど痛みを伴わないことだと認めた。
「今はそういうふうに考えないといけない」と彼は話した。
「ポールポジションは獲れなかっただろうけど、5番手か6番手を獲っていれば、ギヤボックスのペナルティがあっても10番手か11番手からのスタートだった。不幸に見えて実はありがたい、とは言わないけど、でも恐ろしいほどの災難ではないだろう」
「明日になればわかるだろう。今はいくつか新しいものをマシンに載せているところだよ」
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